LCCってどうよ?ピーチに乗って長崎まで行って来た
先日、ジェットスターで札幌へ行ってきたときに(記事はこちら)、他のLCCはどんな感じなのかなあとふと気になり、早速乗ってみることにした。
今回搭乗したのは、ピーチ。関西国際空港を拠点としており、最近専用ターミナルも稼動し始めたところである。
選んだ行き先は、ちょうど安いチケットが取れた(施設利用料込み片道2,100円)長崎。これまでに何度か長崎にいったことはあるが、飛行機で行くのは今回が初めてとなる。
ただひとつ大きな問題が・・・この長崎行きのピーチ、出発時刻が午前6時45分。自宅から始発で出てもまったく間に合わない。かといって、関空近くのホテルに前泊したのでは、せっかくの安い運賃が宿泊費でチャラになってしまう。
結局取った手段は、ピーチの早朝便に合わせて運行される梅田発のリムジンバスの始発(ハービス大阪午前4時53分)に乗ること。そのために近くのネットカフェで時間をつぶすこととなった。
久しぶりのネットカフェでの仮眠はほとんど眠れないまま、ハービス大阪のバス乗り場へ。すでにバスは到着しており、10人ほどの乗客が並んでいる。チケット売り場もまだ開いていないので、乗車券はバスの入り口で乗務員から購入する形になっていた。
12名の乗客を乗せて定刻にハービス大阪を出発したバスは、新阪急ホテル前のバス停へ。
「さすがに朝早いし、そんなに乗ってこないだろう」と思っていたら、そんなことはまったくなく、あっという間に車内はほぼ満席状態!LCCの「価格」がいかに魅力的なのかということを思い知らされる。
バスは遅れることもなく関西空港第二ターミナルに到着。このターミナルを使用しているのはピーチのみ。国際線のほうは結構混んでいるが、国内線はそれほどでもないように見える。早速自動チェックイン機で搭乗手続きを済ませる。
印刷してきた用紙のバーコードを読み込ませると、チケットが発券される。別途料金を支払わなければ座席を選ぶことは出来ない。残念ながら3列シートの真ん中の席である(泣)
先日搭乗したジェットスターでは事前にインターネットでチェックインまで済ませることが出来た上に、座席もシートマップから選ぶことが出来た(別料金もかからなかった)ので、この点はジェットスターのほうがよいと感じる。
搭乗口に入るまでにはまだ時間があったので、ターミナルの中をうろうろしてみる。
コーヒーショップにレストラン、みやげ物屋にコンビニ、銀行の両替所と、一通りのものはそろっている。
セキュリティチェックを抜けて搭乗口へ向かうと、ここにもレストランやショップが入っている。
待つことしばし、いよいよ搭乗となる。
長い通路を歩いた先でしばし待たされた後、搭乗券をバーコードで読み取り、いよいよ外へ。ここから飛行機までは徒歩で進んでいく。
ピンク色の派手な機体の中へ、タラップを上っていく。タラップで搭乗するのは初めて飛行機に乗ったとき以来(JAS羽田→旭川便)である。
機内はこんな感じ。
ジェットスターと同じ機材を使っているのだが、座席の仕様が少し違っていて、ポケットが下にもついている。上のポケットの中身は機内メニューと安全のしおりと通販パンフレット。
機内誌のようなものはなかった。
乗客の搭乗が終わり、扉が閉まり、機内の安全についての説明がはじまる。もちろん客室乗務員による生説明である。説明が終わってしばらくした後、飛行機がゆっくりと動き出す。プッシュバックするのではなく、大きく右に曲がりながら滑走路へと向かっていく。滑走路までは結構距離があって長く感じる。そしていよいよ離陸・・・普通に離陸(当たり前)。シートベルト着用サインが消えると、機内販売がスタート。しかしこちらは前夜の睡眠不足もあり、すぐに寝る体勢へ。うつらうつらしているうちに飛行機は降下をはじめ、定刻より少し早く8時過ぎに長崎空港に到着。
ここでの降機にはボーディングブリッジが使用されていた。途中揺れることもほぼなく、これで座席が通路側で、隣に人がいなければとてもよいフライトだった(苦笑)やはり真ん中の席は圧迫感を感じる。ここはケチらずにお金を払ってでも席を指定したほうがよいのかもしれないと感じた。
さて、長崎空港に着いてここからどこへどういう手段で移動するか。前日までいろいろと考えた結果、レンタカーを借りることにした。
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