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2012.12.29

手帳とカレンダーを買いに行く「旅」リターンズ(2)

12月27日、かなり早くに目が覚めてしまう。ふと時刻表を見てみると、当初の行程よりもいい案が作れたので、すぐに身支度を整えて宿をチェックアウト。まずは仙石線に乗り込む。Pc270162_800x600 仙石線は東日本大震災の影響で、途中代行バスによる運行となっている。松島海岸駅で代行バスに乗り換え。Pc270163_800x600 列車代行バスといえば、思い出すのは阪神・淡路大震災の列車代行バスである。あの時は、バスに乗り込むまでに2時間3時間待ちは当たり前で、寒空の下バスが来るのを待っていた記憶がある。そして乗り込めば補助席までいっぱいになり、渋滞する道路をのろのろと、乗り継ぎ駅にいつ着くかもわからなかった、あまり思い出したくない記憶である。
今回乗車した代行バスは、すぐに乗車でき、席も補助席まで埋まるということもなかった。もちろん事情がまったく違うのだから比較することはできないわけだが。
代行バスは線路と並行する道路を走っていく。ところどころで線路の状況が見える場所がある。何もなかったかのようにそのままの線路もあれば、完全に線路が撤去されている場所もある。
最も衝撃的だったのは野蒜駅であった。Pc270186_800x600 架線柱が折れ曲がったままの状態になっている。そして駅の隣にあるコンビニの建物は、1階の店舗部分の開口部が破壊されたまま・・・復旧が進んでいる場所もあるのだが、1年9ヶ月経ってもなお手付かずの状態の場所がまだまだ多いことを目の当たりにすると、何も言葉が出てこない。
矢本駅からは再び鉄道に乗り換える。Pc270188_800x600 電化区間であったのだが今は気動車が終点の石巻駅まで走っている。走り出すとやはり鉄道のほうが圧倒的に快適である。車両の広さから来る快適さはもちろんのこと、渋滞に巻き込まれることなく、時間通りに移動できる・・・今まで当たり前過ぎて感じることのなかった「鉄道の優位性」を改めて実感する。
石巻駅からは石巻線に乗り換える。Pc270191_800x600 こちらも途中からは代行バスである。
渡波駅で代行バスに乗り換え、女川へと向かう。Pc270199_800x600 こちらも線路と並行する道路を走っていくのだが、来年春に女川駅のひとつ手前になる浦宿駅までは復旧することになっており、すでにその復旧工事が進んでいるところを見ることができる。Pc270201_800x600 新しい枕木と砂利が続いている。Pc270209_800x600浦宿駅ではホームの工事も行われているようだ。
しかし、そんな少し希望の見える景色の後には、「現実」が広がっていた。

Pc270214_640x480 Pc270216_640x480女川駅のあった中心部に差し掛かると、あたりは一面更地になっている。今から4年前に初めて女川を訪れたとき(記事はこちら)、歩いた町並みやお昼ご飯を食べたマリンピア女川、もちろん女川駅も、何もかもが消え去っている。最初は町に降り立って歩いてみようと思っていたのだが、これは無理だと思った。
終点の女川運動公園で下車し、どうしようかと思っていると、石巻駅行きのミヤコーバスがやってきた。Pc270212_800x600 折り返しの代行バスまで1時間以上待たなければならなかったので、とりあえずこのバスに乗車。すると、浦宿を経由することがわかったので、浦宿バス停で下車。先ほど代行バスから眺めていた駅の工事現場を見てみる。Pc270221_600x800工事は来年2月19日まで続くようである。Pc270222_800x600来年の春にはここまで列車がやってくる。Pc270223_800x600 この先に列車が進むのはいつになるのだろうか・・・早くその時が訪れてほしい。
代行バスが来るまでにはまだ時間があったので、少し歩いてある場所へ行ってみる。そこは、水曜どうでしょうのD陣も訪れたことのある蒲鉾本舗高政さんの本店である。Pc270224_800x600店の中に入ると、藤村Dと石坂店長が大阪マラソンで着用したウェアと同じデザインのTシャツも飾られていた。せっかくなのでいくつか商品を買い求めてみる。もちろんこの番組公認・非公式グッズも購入。2012122709370000再びバス停に戻り、冷たい風の中待つことしばし、やってきた代行バスに乗り込んで、渡波駅に戻り、再び列車に乗って石巻駅まで戻る。
ここで少し寄り道。
石巻といえば、漫画家石ノ森章太郎の原画や作品を展示した「石ノ森萬画館」がある。こちらも東日本大震災の影響で休館を余儀なくされていたのだが、2012年11月17日に再開したそうなので、立ち寄ってみることにする。駅から石ノ森萬画館までの道「石巻漫画ロード」には、石ノ森作品のキャラクターモニュメントが点在している。Pc270238_600x800co それを眺めながら歩くこと15分ほどで到着。Pc270242_800x600建物の入口付近には、様々な漫画家の手形。Pc270245_800x600そして石ノ森章太郎の原寸大の手(ブロンズ)がある。Pc270246_800x600また、石巻市のローカルヒーロー「シージェッター海斗」やロボコンなどがいる。Pc270244_600x800Pc270243_800x600様々なキャラクターが勢ぞろいした仕掛け時計もある。Pc270256_600x800中に入ると、1階はミュージアムショップになっており、2階が展示室となっている。
常設展示に行く前に特別企画展「メディアの力、萬画の力展」が行われていたので、そちらから見ていく。石ノ森萬画館が出来るまでのエピソードや、震災直後の地元メディアの動向、そして復興に向けての様々な歩みが展示されている。その中でも石巻日日新聞の手書きの壁新聞の現物は、ぜひ一度見ておきたかったものだったので、ここで見られたのは幸運であった。
その後、常設展示も見学。特に石ノ森作品のファンというわけではないのだが、やはり子供のころに見たことのある作品が数多くあるので、見ごたえ十分で楽しめる内容であった。
なお、現在の2階展示室の内容は2013年2月11日までとなっており、来年3月23日にはリニューアルされるとのこと。どのように変わるのか、また機会があれば見に行きたいと思う。
萬画館を出ると、ちょうどお昼時だったので、すぐ近くにあった「石巻まちなか復興マルシェ」に立ち寄り、お昼ご飯をいただく。Pc270260_800x600

Pc270280_800x600地元のカキを使ったカキフライ定食。ボリュームもあって大変おいしくいただいた。
再び石巻駅に戻り、石巻線の列車に乗り込む。小牛田駅で東北本線に乗り換え、一関で乗り継いで盛岡駅に到着。
この日の宿は盛岡に確保している。宿に入る前に夕食をと思い、バスに乗ってあるところへ。バス停から歩くこと数分、その場所はあった。Pc270289_800x600わんこそばでおなじみの「東家」である。実は10数年前に初めて盛岡を訪れたとき、駅前にあったそば屋(おそらく「東家」さんと思われる)で挑戦したことがあるのだが、そのときはたしか75杯で終了した記憶がある。今回は「リベンジ」というわけではないが、一度「限界」に挑戦してみようと思う。
店に入り、店員さんに「わんこそばですか?」と聞かれたので、そうだと答えると、2階へと案内される。
メニューを説明され、おわんを重ねるわんこそばを注文。待つことしばし、薬味が到着。Pc270290_800x600そして、いよいよそばが運ばれ、チャレンジスタート!
出来るだけ汁を飲まないで(汁を捨てる器が置いてある)、時々薬味で「味変」しつつ、一定のペースで食べ続ける・・・あっさり前回の数を超えた。最終的な数は敢えて記さないが、こちらのおわんの写真と、これをもらったということで、察していただければと思う。Pc270291_800x600

2012122900470000

最後の15杯くらいがきつかったなあ・・・しばらくそばはいらない(苦笑)
その後、再びバスで盛岡駅に戻り、宿へと入ってこの日は終了となった。
翌日も早朝から移動開始となったのだが、それはまた次の記事にて。

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