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2013年6月

2013.06.29

旅に出ます!

2013062910450000旅に出ます!が明日は会社直行!(泣)

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2013.06.27

近鉄の観光特急「しまかぜ」に乗ってきた

さて、先日記事にした「MUSIC FESTA vol.1」が終わった後、名古屋で一泊して翌日帰宅したのだが、普通に帰ってくるのでは面白くない!ということで、今年3月にデビューした近鉄の観光特急「しまかぜ」に乗って帰ることにした。
現在「しまかぜ」の運行区間は「大阪難波-賢島間」「近鉄名古屋-賢島間」の2つ。どちらも平日でもほぼ満席状態なのだが、前日に運よく賢島発大阪難波行の特急券を予約することができた。ということは、まずは賢島へ向かわねばならない。
というわけで乗車したのはこちら。2013_0620shimakaze_1_640x480 近鉄ではなくJRの快速「みえ」。近鉄特急で行けば乗り換えなしで賢島までいけるのだが、それではあまりにも普通なので、あえてこちらで鳥羽駅へ。
鳥羽駅から近鉄に乗り換えて、賢島駅に到着すると、そこには名古屋行きの「しまかぜ」が停車中であった。しばらくすると、大阪難波行きの「しまかぜ」も入線。2013_0620shimakaze_24_640x478 ダブル「しまかぜ」!
名古屋行きの「しまかぜ」が出発したあと、大阪難波行きの「しまかぜ」の扉が開き、車内へ!今回乗車するのは先頭車両である。2013_0620shimakaze_100_640x480デッキ部分には荷物を入れるロッカーが設置されている。 階段を上って、席へと向かう。2013_0620shimakaze_62_640x480

2013_0620shimakaze_63_640x480

1+2のゆったりしたシート配列。指定された1人掛けのシートに向かう。2013_0620shimakaze_69_478x6402013_0620shimakaze_66_640x480 シートについている「操作ボタン」電動リクライニングシート&レッグレストの操作のほか、エアクッションを作動させることで腰をマッサージする機能まで付いている!
そうこうしているうちに、16時ちょうどに賢島駅を出発。
あいにくの雨模様であまり景色を楽しむことはできないが、乗り心地は大変よい。
せっかくなので車内を探検。すると、個室の扉が開いていたのでちょっとのぞいてみる。2013_0620shimakaze_88_640x478 こちらは和風個室、掘りごたつ風で靴を脱いで入るようになっている。
そしてこちらは洋風個室。2013_0620shimakaze_89_640x478 どちらも海側に向けて大きく窓が取られている。
このほかに最大6人が使用できるサロン席もある。いつかは利用してみたいものである。
さらに先へ進むと、カフェ車両がある。せっかくなので、何か注文してみることにする。2013_0620shimakaze_91_640x4802013_0620shimakaze_92_640x478 案内された階上の席でサンドイッチとドリンクのセット(650円)をいただきながら、しばし車窓を楽しむ・・・雨が恨めしい。
その後自分の座席に戻り、リクライニングを倒し、レッグレストに足を伸ばし、腰をエアクッションで揉みほぐされながら、2時間ちょっとで終点の大阪難波に到着。
景色はあまり楽しめなかったが、ゆったりした気分で快適な時間を過ごすことができた。願わくばこのまま神戸方面まで行ってくれれば・・・いつかそんな日が来ることを願いつつ、快速急行に乗り換えて帰宅となった。
この「しまかぜ」では通常の特急料金にプラス1,000円の特別車両料金がかかるのだが、決して高いとは思わない、また乗ってみたいと思わせる列車であった。

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2013.06.26

水曜どうでしょうDVD第20弾「原付西日本」7月1日予約開始!10月30日発売!

「どうでしょうクラシック」では見ることができなくなってしまったのあの「名作」がついにDVD化される!
2013年6月24日の水曜どうでしょう公式WEBサイトの本日の日記(担当藤村D)によれば、次回発売のDVD「原付西日本」の編集作業が間もなく完成というところまでこぎつき、発売日は10月30日水曜日、予約開始は7月1日月曜日であるとのこと。
今回の予約特典は、番組内でイラストとして登場した「ピンクで、目がパッチリしてて、おちょぼ口で、足がスラッと長くて、髪も長い」という仮想の姫だるまのフィギュア。
欲しいような欲しくないような(苦笑)
まあ、何はともあれ、藤村Dのこの一言に尽きるだろう。

見てもらうことができて、心から良かったと思っております。

本当によかった・・・あとはどのように「編集」されているのか・・・祭りの後に一つ楽しみなこと(少し不安もあるが)ができた!

(追記)ロッピーの商品番号は「040724」、勝手語呂は「推し、れーなにし(よ)」・・・苦しかった(苦笑)

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2013.06.21

「MUSIC FESTA vol.1」@名古屋に行って来た(自分メモ)

アップフロントグループに所属するアーティストが出演する音楽イベント「MUSIC FESTA vol.1」がなにやら楽しいらしいという話を小耳に挟んだので、千秋楽となった名古屋公演を観にいってきた。
会場は名古屋のクラブダイヤモンドホール。昨年℃-uteのリリースイベントで訪れたことのある会場だが、そのときと違って今回は座席あり。3時間を越える長丁場らしいので、これはありがたい(と思っていたのだが、結局座っている時間はそれほどなかった)。
以下、記憶をたどりつつ自分メモ。
・場内、田中れいなTシャツが目立つなあ・・・あ、赤い藤本美貴Tシャツもぽつぽついてはるわ。
・妙齢の女性陣は、松原健之さんのファンか。あれ、デコうちわや!
・オープニングはアカペラ!
・あ、田﨑あさひちゃんいるじゃん!
・司会はタイムマシーン3号。名前はよく聞くけど生で見るの初めて。
・まずは中島卓偉さんから。見た目と曲のギャップあるなあ!
・おおっ!あさひちゃんキター!
・Rolling Days♪この曲めっちゃ好き!生ピアノ・生声・生あさひ!これを味わえただけでこのイベント参戦したかいがある!
・卓偉さんが書いた新曲「DREAM GIRL」もなかなかいい!これCD欲しい!
・RYOTAさん、ええ声&歌の合間にフルート♪心地よいなあ。
・田中れいなさん登場!相川七瀬さんの「夢見る少女じゃいられない」♪やっぱ歌うまいよなあ。
・エリックさん、一青窈さんの「もらい泣き」♪あらこれまたいいじゃない!
・アルカマミニイトの曲(雨粒パール)は前どこかで聞いたことがあるけど、これもいいね!
・松原健之さん登場!たけし~!コールが入って、空気が一変しますなあ。でもこれもいい!
・エリックさんとのコラボで、望郷じょんがら&コンドルは飛んでいく♪何ですかこのクオリティの高さは!
・会場からの「ミキティー!」コールで藤本美貴さん登場!「ボーイフレンド」懐かしいなあ、やっぱり歌うまいわ!
・おおっ!「ロマンティック浮かれモード」(ロマモー)キター!!!生で見るの初めて!そして客席で回る人こんな近くで見たの初めて!ステージと客席の一体感、これはもう一つの芸術作品だな。
・はたけさん登場!しゃべったら普通の大阪のおっちゃん(笑)でも演奏してるときはかっこええなあ!
・シャ乱Qメドレー!上京物語・いいわけ・My Babe君が眠るまで・シングルベッド・空を見なよ(だったかな?)うわーどれも歌えるわ!
・LoVendoЯ登場!もうこのあたりから何を演奏したかわからなくなっている(苦笑)れいなさんと岡田万里奈さんの声との重なり具合がええね!
・ええと、ここでもう一回卓偉さんだったか?
・次が森高千里さんのメドレーだったのは覚えてる。
・あさひちゃんがノリノリやったなあ。
・「私がオバサンになっても」で松原さんが「私がオジサンになっても」と歌ってたのはワロタ。
・あとは・・・ええと、「雨上がりの夜空に」と最後が「ズルい女」だったかな?
・終わった後カラオケに行きたくなった(笑)
・でもどうせならカバー曲もアップフロント系しばりにしたほうが面白かったかもなあ。
・アリスとか、スタレビとか(事務所独立しちゃったけど)、KANさんとか。
・でも「愛は勝つ」とか歌われてもなあ・・・ハロコン前のVTRみたいになるか(苦笑)
・あれ、そういえばあさひちゃんが真野ちゃんの曲「My Days For You」演奏したとか聞いてたんですけど・・・名古屋はカットですかそうですか・・・残念。

ロックあり演歌ありポップスあり、音楽のジャンルの垣根を越えた3時間超のこのイベントを見て、改めてアップフロントグループは音楽系事務所、それもライブ重視の事務所なんだなあということを実感させてくれる素晴らしい音楽イベントであった。

最後に、このイベントを見ていない方だけでなく、見た方にも「なんのこっちゃ分からんわ!」という内容の記事になってしまったことをお詫びしておきたい(苦笑)。

☆この記事でやたら出てくる「あさひちゃん」こと、田﨑あさひさんの「Rolling Days」(MV)おすすめです!☆

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チケットだけじゃない!北海道ローソン「水曜どうでしょう祭UNITE2013」プレゼントキャンペーン!

先日の記事でも少し触れた、北海道のローソンで実施されるどうでしょう祭関連のキャンペーン情報が、ローソンの北海道限定情報ページに掲載されている。
それによると、対象商品を含む税込666円以上購入したレシート1枚を1口として、店頭設置の専用応募封筒、または市販の提携封筒に入れて応募すると抽選で総勢1,000名にプレゼントが当たることになっている。
気になるプレゼントは以下の通り。
「Aコース」(3口で応募)は、額縁入り出演者直筆サイン入りポスター(10名)。
「Bコース」(2口で応募)は、どうでしょう祭チケット(ペア250組500名)。
「Cコース」(1口で応募)は、どうでしょう祭オリジナルタオル(200名)
「Dコース」(1口で応募)は、どうでしょう祭オリジナル巾着(290名)
なお、タバコ・はがき・切手等、レシートの合計金額に含まれないものもあるので、応募の際には注意が必要である。詳しくはウェブサイトや店頭でご確認いただきたい。

応募はしないけど、専用応募封筒とか、告知POPは見てみたいなあ・・・。

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2013.06.19

どうでしょう祭・追加チケット発売決定!その他もろもろ

発売当日に瞬殺完売となったどうでしょう祭のチケットについて、本日(2013年6月19日)どうでしょう公式サイト「本日の日記」ならびにどうでしょう祭ブログにて、追加発売されることが発表された。
発売日は「7月の終わり頃までに」という何ともあいまいな感じではあるが、祭開催日各日1000枚以上の追加発売となるようである。
ただし、この追加発売では3日間通し券は発売されず、「1日券」のみの発売になるとのこと。
嬉野D曰く、
「一人でも多くの人に来ていただけるように」
「9月6日・7日・8日、金土日のいずれか一日は顔を出してもらう。なるべく多くの人に。」
(「」内引用)
さらに、現在発売終了となっている「ツアー」についても、残数のあるツアーからチケットを追加発売分へ移動させつつも、出発地を検討のうえ再発売するとのこと。
個人的には、最初のツアーにはなかった北海道内出発のバスまたは鉄道ツアーを新たに設定して販売してはどうかと思う。やはり「水曜どうでしょう」は道民あってこその番組である。ぜひともご検討をお願いしたい(まあここで言っても何ともならんのだが、気持ちだけでも!)。
また、北海道ローソンが道内の店舗限定で対象商品購入者へのチケットキャンペーンを展開するほか、デル株式会社もチケットキャンペーンを展開する予定とのこと(こちらは全国で実施)。こちらも今後の情報をチェックしておきたいところである。
(追記)
ひとつ大事な情報が抜けていたので追記。
チケットやツアーの追加発売やチケットプレゼントキャンペーンなどを通じても、やはりチケットを手に入れられない方々はどうしてもでてしまう。また、諸事情により最初から参加を断念せざるを得ない方々もたくさんいらっしゃる。
そういった方々向けに、
「なにがしかのネット上での画策はしたいと、思っております。」
(ブログより引用)
とのこと。Ustreamなのか、Youtubeなのか、はたまたまったく違うシステムなのか、現時点では不明だが、インターネットを通じて祭に参加できるというのは、大変ありがたいことである。
こちらも今後の情報に期待したいと思う。

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2013.06.14

「丹後あかまつ号」の「あおまつ」車両に乗ってきた

以前記事にした北近畿タンゴ鉄道(KTR)の観光型リニューアル車両(水戸岡鋭治さんデザイン)が、「丹後あかまつ号」(偶数日運行)「丹後あおまつ号」(奇数日運行)として運行開始して早2ヶ月、ようやく乗車する機会を作ることができた。
乗車日が偶数だったので、運行されているのは西舞鶴駅10時26分発の「丹後あかまつ1号」と豊岡駅発13時33分発の「丹後あかまつ2号」の2本。今回は三宮から高速バスに乗車し、西舞鶴駅に向かい、「丹後あかまつ1号」へ乗車することにした。2013061207560000_640x480 三宮バスターミナルを8時に出発したバスは、約1時間40分で西舞鶴駅に到着。Imgp0502_640x480 KTRの駅窓口に向かい、1日乗車券を購入。「丹後あかまつ号」は、「あかまつ」「あおまつ」2両の車両が連結されており、そのうち「あかまつ」車両には乗車整理券が必要となる。窓口で聞いてみると残念なことに売り切れ。「あおまつ」車両は切符だけで乗車できるので、そちらへ乗り込むことにする。
待つことしばし、ホームに2両編成の列車が入線。Imgp4272_640x427Imgp4278_640x427 進行方向に向かって後ろが「あかまつ」、前が「あおまつ」である。
外観からしていかにも「水戸岡デザイン」ぽい。特に「あかまつ」は、富士急行の「富士登山電車」っぽく見えなくもない(富士登山電車には乗ったことがある。こちらの記事)。
車内も「たま電車」「おもちゃ電車」(いずれも和歌山電鉄)のように木がふんだんに使われており、ショーケースには地元の工芸品などが展示されている。Imgp4296_640x427Imgp4289_427x640

Imgp4318_640x427Imgp4326_640x427

窓側に面した座席を確保して、いよいよ出発である。すると直後に懐かしい車両を発見!Imgp4300_640x427 特急「タンゴエクスプローラー」で使用されていたKTR001形である。2013年3月のダイヤ改正で定期運用から離脱しており、臨時便などでしか乗車できないとのこと。この車両もずいぶん前になるが乗車したことがある。出来ればもう一度乗ってみたい。
列車は、各駅に止まりながら、由良川橋梁をゆっくり徐行運転したり、奈具海岸で一時停車するなど、景色をじっくり楽しませてくれる。Imgp4303_640x427

Imgp4305_640x427途中の駅からカメラクルーが隣の「あかまつ」車両に乗車してきた。番組のロケらしく、出演者も同行している模様。しかし誰だかわからない・・・するとどこからか「三田村邦彦さんじゃない?」との声が!クルー一行は天橋立駅で下車していったのだが、そこで確かに三田村さんのお姿を見ることができた。たぶんテレビ大阪のあの旅番組と思われるのだが・・・いつ放送か分からないが、忘れないようにチェックせねば。
列車はさらに進み、12時39分に終点の豊岡駅に到着。この列車の折り返しは13時33分なのだが、あいにく帰りの「あかまつ」車両の乗車整理券も売り切れとのことだったので、予定を変更して12時46分発の西舞鶴行きに乗車。Imgp4349_640x427 今度は普通の車両である。先ほどの「丹後あかまつ」と違って、窓が開けられ、自然の風を取り入れながら走っていく・・・といえば聞こえはいいが、要は空調が入っていない(設備がないわけではない)。これもコストダウンのためなのだろうか・・・まあ我慢できない暑さではないが。
宮津駅まで戻ったら、今度は宮福線に乗り換えて、福知山駅へと向かう。Imgp4350_640x427 福知山では以前から立ち寄りたいと思いながら行く機会のなかった場所へ行ってみることにする。

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2013.06.04

毎年恒例「技研公開」の前に「キューロク」を見に行く旅

毎年5月末に行われるNHK放送技術研究所のイベント「技研公開」、もちろん今年も行く予定を立てていたのだが、どうせ東京まで行くのならついでにどこかに立ち寄ろう(ブログのネタにもなるし)と思い、あれこれ考えていたものの、どうも「これ!」という決め手がなく、無計画のまま行こうかと思っていたある日の朝、NHKのニュース番組である施設の特集映像が流れていた。それを見た瞬間、「これや!」と一目で気に入り、すぐさまネットで調べて、行程を組み、旅立ちの日を迎えることとなった。
旅の始まり、最近は「深夜バス」で出発することが多いのだが、今回はモブログでもUPしたようにこちらの列車で出発した。2013052930mookaandnhk_5「サンライズ出雲・瀬戸」である。
いまや大阪から乗車できる定期寝台列車はこの「サンライズ」のみとなってしまった。ずいぶん前に初めて乗車したときは、奮発して「A個室」に乗車したのだが、今回乗車したのは、この「サンライズ」ならではの設備である「ノビノビ座席」。2013052930mookaandnhk_62階建ての車内は、フェリーの2等船室のようなカーペット敷きになっており、頭の部分に少し仕切りがある。指定されたのは1階の一番端。一方は壁なので、ちょっと安心感がある。
薄いシーツのような毛布にくるまり、事前に購入しておいた小さな枕を頭にして(枕は常備されていない)、横になる。
完全フラットなので、楽なのかなと思っていたのだが、やはりベッドとは違って「固い床」なので、寝心地はよくない。深夜バスの3列シートの座席と比べると、あちらは体がずり落ちたり、足をきちんと伸ばせなかったりするので、いい点悪い点をプラスマイナスすると、ドローといったところか。
あまり眠った感じがしないまま、目が覚めるとすでに列車は熱海に到着。ロールカーテンを開けて、朝日に輝く海や景色を眺めながら、東京駅に到着。
すぐに京浜東北線に乗り換えて上野駅に向かい、上野駅からは「フレッシュひたち」で取手駅へ。ここから関東鉄道に乗り換える。2013052930mookaandnhk_21
途中水街道駅で列車を乗り継いで終点の下館駅へ。さらに真岡鉄道に乗り換えて、ようやく目的地である真岡駅に到着。

2013052930mookaandnhk_31駅舎がSLをモチーフとしたデザインになっている真岡駅、その駅のすぐそばに同じようなデザインの建物が建っている。2013052930mookaandnhk_85この建物は、2013年4月28日にオープンしたばかりの「SLキューロク館」である。
キューロクとは、9600形という蒸気機関車の愛称で、大正時代に製造されていた主に貨物列車を牽引していたSLである。2013052930mookaandnhk_58
普段はこのように建物の中で保存されているのだが、日曜・祝日にはなんと「自走」するとのこと。といっても石炭をくべて蒸気で動くのではなく、圧縮空気を動力源として走る。鳥取の若桜鉄道のSLと同じである(若桜鉄道のSLについての記事はこちら)。
残念ながら訪れたのは平日なので、動く姿を見ることはできなかったのだが、いつか機会があれば動いているキューロクを見てみたい。
キューロク以外にも、ここにはユニークな車両が展示保存されている。
例えば、キューロクの後ろにつながれたこの客車。2013052930mookaandnhk_52スハフ44という客車なのだが、実はこの客車は以前別の場所で出会っている。
この車両がいたのは、青函連絡船「羊蹄丸」の中。以前愛媛県新居浜市に解体前の羊蹄丸を見学した際に展示されていたのである(そのときの記事はこちら)。
そのときは車内には立ち入ることができなかったのだが、今回は中に入ることができた。2013052930mookaandnhk_38建物の外には、貨物車や車掌車、さらにはキハ20型気動車も展示されている。

2013052930mookaandnhk_652013052930mookaandnhk_722013052930mookaandnhk_74_3これだけの施設が何と入館料無料!なんだか申し訳ないので、キューロク館オープン記念の入館記念証と真岡駅入場券が台紙にセットされているものを購入。
続いて、真岡駅の建物内にある「真岡市情報センター」に立ち寄る。こちらの4階には「SLギャラリー」が設置されており、Nゲージのジオラマや、SLの模型、国鉄時代の鉄道部品などが展示されていた。2013052930mookaandnhk_95_22013052930mookaandnhk_96_22013052930mookaandnhk_992013052930mookaandnhk_102

こちらも無料で見学が出来る。
2つの施設を見学し、十分に「鉄分」を補給できたところで、再び真岡鉄道と関東鉄道を乗り継ぎ、今度は守谷駅でつくばエクスプレスに乗り換えて、秋葉原駅へ。
久しぶりの秋葉原で、少しうろうろしようと思ったところ、雨が降り出して思うように身動きがとれず、予定よりかなり早めに宿に到着しこの日は終了。
翌日朝、電車とバスを乗り継いで当初の目的である「NHK技研公開」を見るためにNHK放送技術研究所に到着。2013052930mookaandnhk_112公開初日、それも開場時間からそれほど経っていないこともあってか、入ってすぐの展示(NHKイチオシのハイブリッドキャスト)コーナーは大混雑!なので、さらっと通り抜け、音響一体型の145インチスーパーハイビジョンディスプレイや、Twitter解析技術といった興味のある展示に絞り込んで見て回った後、毎年楽しみにしている「スーパーハイビジョンシアター」へ。
昨年同様今年も技研講堂での上映である。今年のコンテンツはロンドン五輪のダイジェストとリオのカーニバル。高精細で立体感のある映像と22.2マルチチャンネルの迫力のある音響に圧倒されつつも、初めて技研公開を見に来たときに見た映像(たしかSLか何かの走行シーンだったように思う)の衝撃には勝てないなあと思いながら10数分の映像を見終わり、その後は、体も疲れていたので特に寄り道することもなく新幹線で帰宅の途へとついた。
本来の目的であった「技研公開」よりもそのついでであったはずの「SLキューロク館」がかなり楽しめたという「本末転倒」な旅であった(まあ本末転倒になるのはいつものことだが)。

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