« 2014年7月 | トップページ | 2014年9月 »

2014年8月

2014.08.28

新津鉄道資料館に行ってきた

「旅に出ます!」の記事からはや1週間、旅の記憶が薄れないうちに記事にしておく。
夏の繁忙期がひと段落したので、旅に出ることにした。
火曜日の夜、深夜バスに乗ってまず向かったのは富山。
定刻より早めに富山に到着したので、予定より早めの列車に乗ってさらに北へ向かう。20140820niitsu_1_640x480

20140820niitsu_3_640x480来年春開業の北陸新幹線の高架を見ながら、列車を2本乗り継いで到着したのは新津駅。

20140820niitsu_146_640x480新津は信越本線・羽越本線・磐越西線の三線が交わり、昔から鉄道の要所として栄えてきたこともあり、「鉄道のまち」をアピールしている。20140820niitsu_6_480x640

駅前から続く商店街にはこうしたバナーのほかにこんなものも設置している。

20140820niitsu_8_640x480

自分のお店とその両隣のお店が記された看板が駅看板を模したものになっている。
そしてこの看板を頼りに歩くこと数十分、たどり着いたのがこちら。

20140820niitsu_13_640x480

20140820niitsu_15_640x480

今年(2014年)7月にリニューアルしたばかりの新津鉄道資料館である。入館料300円を支払い、館内へ。
館内に入ってすぐ右手は、「鉄道のまち新津」の歴史がわかる展示コーナー。

20140820niitsu_17_640x480

20140820niitsu_21_640x480

20140820niitsu_23_640x480

20140820niitsu_31_640x480

SL全盛期の新津駅のジオラマや、懐かしい国鉄時代の自動券売機、列車のサボなどが展示されている。
「鉄道のまち新津」のコーナーを出て次の展示は「鉄道の技術と新潟・新津」。

20140820niitsu_32_640x480

20140820niitsu_132_640x480

20140820niitsu_136_640x480

20140820niitsu_34_640x480

20140820niitsu_35_640x480

20140820niitsu_36_640x480

20140820niitsu_38_640x480

20140820niitsu_39_640x480

20140820niitsu_40_640x480

ここでは、蒸気機関車、ディーゼル機関車、電気機関車等の仕組みが実際の部品や模型、パネルで紹介されている。
また、列車運行を支える信号機やタブレット、貨物輸送にかかわる設備なども展示されている。

20140820niitsu_41_640x480

20140820niitsu_45_640x480

車両に関しての展示では、在来線車両と新幹線車両の車輪や、座席(急行「佐渡」の座席と200系新幹線の座席)、新幹線の運転席座席などが展示されている。

20140820niitsu_48_640x480

20140820niitsu_50_640x480

20140820niitsu_52_640x480

20140820niitsu_54_640x480

 

その先には、この地にあった「新潟鉄道学園」についての展示「鉄道人を育成する」で、実際に使われていた教材が展示されている。

20140820niitsu_56_640x480

20140820niitsu_57_640x480

20140820niitsu_59_640x480

20140820niitsu_58_640x480

パンタグラフは運転席から操作できるようになっていた。その隣には、運転シミュレータが設置されており、子供たちがかわるがわる挑戦していた。
展示はさらに奥へと続いている。次の展示は「新潟・新津の人々と鉄道」。

20140820niitsu_63_640x480

国鉄に関する展示では、特急「とき」の側面についていた「JNR」マークや、車内に設置されていた鉄道地図などが展示されている。

20140820niitsu_65_640x480

20140820niitsu_139_640x480

その隣には、お召し列車に関する展示。

20140820niitsu_66_640x480

その奥には上越新幹線のトンネル工事に関する展示があり、トンネル貫通部分の石も展示されていた。

20140820niitsu_72_640x480

保線作業の道具や、除雪車の模型などの展示もある。

20140820niitsu_74_640x480

20140820niitsu_76_640x480

「役割を終えた路線」コーナーでは、赤谷線・魚沼線・蒲原鉄道・新潟交通など、廃線となった鉄道に関する展示がある。

20140820niitsu_84_640x480

20140820niitsu_86_640x480

20140820niitsu_88_640x480

その隣には「コレクション展示」コーナーとなっており、資料館が収集してきた資料の一部が展示されている。

20140820niitsu_89_640x480

20140820niitsu_94_640x480

20140820niitsu_97_640x480

続いて2階へ向かう。

20140820niitsu_99_640x480

20140820niitsu_100_640x480

「パノラマ展示室」には、HOゲージのジオラマが展示されており、その周りにはイスがテーブルが置かれ、休憩コーナーにもなっていた。

20140820niitsu_101_640x480

企画展示室では企画展「C57近代日本の旅客輸送を支えた名機関車」が行われていた。

20140820niitsu_102_640x480

現役時代のC57の写真が多数展示されているほか、日本各地で保存されているC57の写真や保存場所の地図もあり、全国各地でC57が保存されていることがよくわかる。

20140820niitsu_116_640x480

20140820niitsu_117_640x480

「よみがえるC57」では、山口線で活躍する1号機と磐越西線で活躍する180号機について紹介されており、180号機については引退・保存展示から復活までのプロジェクトを追った映像が流れており、思わず座って最後まで見入ってしまった。

20140820niitsu_119_640x480

再び1階に降り、屋外の展示コーナーへ。ここには200系新幹線とC57が展示されている。

20140820niitsu_127_640x480

その隣には、腕木信号機や急行「佐渡」の台車なども展示されている。

20140820niitsu_123_640x480

20140820niitsu_124_640x480

かなりの「鉄分」補給を終え、再び来た道を新津駅へと戻る。バスの時間が合わず、往復ともに徒歩となったが、普通の人には絶対お勧めしない(苦笑)。ちなみに、翌週(8月27日)にはイベント「夏休み「鉄道の街にいつ」で鉄道三昧!」が行われ、新津駅と鉄道資料館、新津運輸区・J-TREC新津事業所を結ぶ無料のシャトルバスが運行されていた。スケジュールの都合で1週前にしか訪問できなかったので仕方がないのだが・・・。

新津駅には、鉄道資料館のサテライト施設があるので、そちらへも立ち寄ってみる。

20140820niitsu_147_640x480

20140820niitsu_149_640x480

20140820niitsu_150_640x480

20140820niitsu_153_640x480

その後、新潟駅へ向かい、小嶋屋のへぎそばを昼食としていただく。

20140820niitsu_155_640x640

さらに本日の宿のある富山まで列車を乗り継いで移動し、この日は終了。
深夜バスで到着してから、電車乗り継ぎ&炎天下の徒歩移動と、結構体に負荷のかかる旅であった。
もちろんこれで旅が終わるわけではなく、翌日も旅は続くのだがそれはまた次の記事にて。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.08.23

年末年始の繁忙期に運休!所要時間24時間越え!本州北海道間の夜行列車運行計画に要注意!

北海道新幹線開業に伴い、本州と北海道を結ぶ夜行列車についてはすでに廃止が決まったものもあり、夏休みに乗れなかった方などは冬休みにぜひ乗りたい!と思っている方もいるのではないだろうか。そんな方にとって重要なお知らせがJR北海道から発表された。
JR北海道のプレスリリースによれば、北海道新幹線開業にむけての総合的な検査及び試験の実施に伴い、津軽海峡線に列車を運行しない時間帯を拡大する必要があるため、上野・大阪・青森~札幌間を運転する寝台特急および急行列車に運休や時刻変更が発生するとのこと。今回のプレスリリースで発表されたのは、2014年10月から2015年2月までの運転計画である。
では、それぞれの列車ごとに見ていくことにする。
まずは寝台特急「北斗星」の運休は以下の日程。
上野発 10/5,12,13,12/6,7,14,21,28~31,1/1~4 計15日間
札幌発 10/6,13,14,12/7,8,15,22,29~31、1/1~5 計15日間
続いて急行「はまなす」の運休は以下の日程、
青森発 10/6,13,14,12/7,8,15,22,29~31、1/1~5 計15日間
札幌発 10/5,12,13,12/6,7,14,21,28~31,1/1~4 計15日間
はまなすについては、以下の日程については函館の発時刻と青森の着時刻が変更となる
10/6,9,16,25,26,30,11/2,3,7,9,10,13,15,16,19,1/7~9,15~17 計21日間
函館発3:22→3:56、青森着5:39→6:15に変更。
この2列車についていうならば 、年末年始の繁忙期の運休は、新幹線開業後の「廃止」への予行演習ではないのかと勘ぐってしまう。果たしてこの期間に利用していた乗客はどうなるのか・・・飛行機など他の交通機関への影響も大きくなりそうである。
続いては運休にはならない2つの列車について。
まずは寝台特急「カシオペア」
こちらは上野発1/13,20,24の3日間、函館着から札幌着までの時刻が変更となる。
函館着が5:02→5:44、札幌着は9:32→10:44と40~60分強遅れる。
そして寝台特急「トワイライトエクスプレス」
こちらは、大阪発・札幌発ともに時刻変更される日がある。
大阪発は11/12,17,27,29,1/13,19,21,23の8日間、洞爺着から札幌着までの時刻が変更となる。
洞爺着が7:18→8:33、札幌着は9:52→10:44と50~75分ほど遅れる。
札幌発は11/28,30,1/14,20,22,24の6日間、札幌から大阪までの全区間で時刻が変更となる。
札幌発が14:05→16:12、大阪着は12:53→16:53となり、120~240分の遅れとなり、札幌~大阪の所要時間は24時間を超えることになる。
普通なら、到着が遅れ、所要時間も伸びるとなれば乗りたくないものだが、トワイライトエクスプレスなら、むしろ長時間乗っていたいと思う人も多いのではないだろうか。
個人的には、年末に北海道へ行こうと思っていたので、北斗星・はまなすの運休はかなり厳しいものがある。一方でトワイライトエクスプレスの時刻変更は、休みのタイミングが合えば乗ってみたいところである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.08.22

制限時間に要注意!水曜どうでしょう EXPO 2014 渋谷パルコ小祭まで約1か月!チケットは2014年8月23日(土)から発売!

2014年9月26日(金)から渋谷パルコPART1 3Fのパルコミュージアムで開催される「水曜どうでしょう EXPO 2014 渋谷パルコ小祭」のチケットがいよいよ、明日(2014年8月23日)午前10時から発売される!
特設サイトならびにローソンチケットの情報によれば、チケットは前売り券のみとなっており、開催期間中各日1時間毎にチケットが発売される。つまり購入する場合は、行く日時をあらかじめ指定する必要があるということになる。
さらに、入場受付時間はチケットの時間から40分間となっており、受付時間を超えての入場はできない。また、展示観覧及びグッズ購入の時間はチケット記載の時間から55分間の制限がある。
たとえば、「9月26日(金)10:00~」のチケットを購入した場合、入場受付は、10:00~10:40まで、展示観覧及びグッズ購入は10:55までとなり、残りの5分は入替時間となる。
前回の「小祭り」のように、早朝から長時間長蛇の列を作って並ぶことを避け、さらには時間制限を設けることでできるだけ多くの来場者に観てもらおうという心意気はわかる。

だが、本当にそううまくいくのだろうか?

例えば10時のチケットを持っていた場合、やはりできるだけ長く観覧・グッズ購入の時間を確保したいと思うのは多くの人が考えるであろう。となると、当然その時間の前から行列ができる。行列ができるということは、後方に並んだ人はそれだけ入場の時間が遅くなるということになる。最後尾に並んだ人が本当に受付時間(40分間)の間で入ることができるのか?
さらに、その最後の入場者は残りの15分で観覧・グッズ購入が十分にできるのだろうか?
各時間当たりの発売枚数が不明なので何とも言えないのだが、初日が終わった段階で何らかの「調整」が起こりそうな気がする。

まあ、いろんなものに対して「待つ」という行為には慣れている(苦笑)どうでしょうファンならば、何とか大きなトラブルもなく運営できるとは思うのだが。

最後にチケット情報をおさらい。
発売日時:2014年8月23日午前10時から
入場料:一般・学生648円(前売券・税込)
※小学生以下は無料、ただし保護者同伴
取扱い先
ローソン・ミニストップ店頭「Loppi」(Lコード:31525) 勝手語呂は「さあ行こう!ニコッ」
ローチケ.com(Lコード:31525)
※チケットは1回最大10枚まで購入が可能
入場の際に、特製ステッカーをプレゼント!
※グッズ購買のみの方も、前売券が必要。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.08.19

旅に出ます!

20140819toyama_bus
約2週間振りの休みを使って旅に出ます!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.08.17

特設サイトも開設!モーニング娘。'14リーダー道重さゆみさん卒業公演&卒業シングル詳細発表!

この秋ツアーをもってモーニング娘。'14ならびにハロー!プロジェクトを卒業することを発表していた道重さゆみさんの卒業公演の詳細が発表された!

モーニング娘。'14、道重さゆみの卒業は11月26日。横浜アリーナ公演にて | モーニング娘。'14 |(BARKS音楽ニュース)

記事によれば、2014年8月16日に中野サンプラザで行なわれた<Hello!Project 2014 SUMMER~YAPPARI!~>公演にて、9月20日から始まる<モーニング娘。'14 コンサートツアー秋 GIVE ME MORE LOVE ~道重さゆみ卒業記念スペシャル~>のファイナル公演が、11月26日(水)に横浜アリーナにて開催されることが発表された。
モーニング娘。による横浜アリーナでの単独公演は、2010年12月15日(水)の<モーニング娘。コンサートツアー2010秋~ライバル サバイバル~亀井絵里・ジュンジュン・リンリン卒業スペシャル>以来、約4年ぶりとなる。
また、道重さんの卒業シングルになるモーニング娘。'14通算57枚目のニューシングル「TIKI BUN / シャバダバ ドゥ~ / 見返り美人」(トリプルA面)が10月15日にリリースされることも発表された。「シャバダバ ドゥ~」は道重さんのソロ、「見返り美人」は道重さん以外のメンバー(9・10・11期)の楽曲となる。
公式サイトでは、このシングル発売を記念した特設サイト(http://www.helloproject.com/morningmusume/tikibun/)が設けられており、そのトップページでは、道重さんの最終公演までの日数・時間がカウントダウン表記されている。
道重さんの卒業により、初期メンバーと「娘。」として同時期に活動したメンバーがいなくなり、モーニング娘。'14にとって大きな節目となるこの横浜アリーナ公演、チケットの発売情報はまだ出ていないが、何としても押さえなければと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.08.07

「東海道新幹線開業50周年記念 夢の超特急展—」を観に名古屋まで行ってきた

以前記事にした、ジェイアール名古屋高島屋で行われる「東海道新幹線開業50周年記念 夢の超特急展—みんなの夢をのせて半世紀—」が2014年8月6日から始まった。
開催期間が8月17日までと短く、後半になればなるほど仕事の最繁忙期で身動きが取れなくなることがわかっていたため、初日に行くことにした。
こうした展示イベントへ行く場合、「水曜どうでしょう」関連なら前日前乗りや深夜バスで朝一番に並ぶといった「無茶」をするのだが、今回は無理をするのはやめようと思い、青春18きっぷで朝出発、東海道線経由ではなくあえて関西線を使い、お昼過ぎにようやく名古屋に到着。

20140806_nagoyashinkansen_39_2

大きなバナー告知を見ながら、まずは、入口に設置されているという700系車両の先頭部分を探す。20140806_nagoyashinkansen_38 わたせせいぞうさんのイラストのある入口を入ると、あった!!

20140806_nagoyashinkansen

百貨店の入口に新幹線・・・インパクト大である。来る人来る人みんなが記念写真を撮っていた。
続いては8階へ。「ローズパティオ」というスペースに、700系グリーン車の座席が設置されている。

20140806_nagoyashinkansen_1

ここでは、子供向けに「新幹線の清掃員おしごと体験」というイベントも開催されるとのこと。
続いて本会場のある10階へ。
このフロアでは、「わくわくレールランド2014」が同時開催されており、プラレールのゲームアイテムや、鉄道グッズの販売コーナーなどがあり、大人から子供までものすごい賑わいである。
さらに、新幹線食堂車コーナーもこの人気ぶり。

20140806_nagoyashinkansen_37

60分待ちか・・・並ぶのはあきらめて、目的の「夢の超特急展」に入場する。

続きを読む "「東海道新幹線開業50周年記念 夢の超特急展—」を観に名古屋まで行ってきた"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.08.03

ベリヲタではない、にわかハロプロDDがBerryz工房無期限活動停止に思うこと

2014年8月2日に中野サンプラザで行われたハロー!プロジェクトのコンサートにおいて、Berryz工房が来年春を持って無期限活動停止することが発表された。
Twitterやニュースサイト、各種掲示板、まとめサイト、個人ブログなどを見て回りながら、何か自分なりに書き残しておきたいと思ったので、ここに記すことにする。

【Berryz工房と「賽は投げられた」(K_S)は同期】
2002年に行われた「ハロー!プロジェクト・キッズオーディション」で選ばれた15名の中から、8名が選ばれ誕生した「Berryz工房」、その結成はwikipediaによれば2004年1月14日だという。
このブログ「賽は投げられた」の開設日が2004年1月15日なので、わずか1日違いでこの世に登場したことになる。アイドルとブロガー、全く違う分野ではあるが「同期」ということでよろしいか?(笑)
といっても、当時はモーニング娘。をゆるーく応援していた程度だったので、彼女たちの結成・デビュー当時のことはあまりよく知らない。今思えばもっと注目しておくべきだった。
それは、彼女たちが歩んだ10年は、今の(すでに終わりかけとも言われているが)「アイドル戦国時代」への布石であったと思えるからである。

【Berryz工房の10年は「アイドル戦国時代」の布石】

活動停止に衝撃!「アイドルブームはBerryz工房のおかげ」(@niftyニュース)

この記事にも書かれているように、Berryz工房が誕生した2004年、ハロプロ以外のアイドルがほぼ存在しない時代に幼少期を過ごした女の子たちは、Berryz工房という同世代アイドルの存在を目の当たりにし、あこがれから「アイドルになりたい」という願望が生まれ、それが今数多存在するアイドルの中におけるBerryz工房ファンの多さへとつながったのではないかと思う。しかしそのことが、同世代アイドルを多数誕生させ、自らの存在を「ブレイク」させることが難しくなってしまったといえるのではないかとも思う。
一方で、ブレイクしなかったからこそ10年もの長きにわたって活動し続けることができたともいえる(ただしアップフロント所属だったからであり、他の事務所ではおそらく早々に消えていたのではないだろうか)。

【Berryz工房「ブレイク」のタイミングはあったのか?】
2009年~2010年に「イナズマイレブン」主題歌を担当→アニメファンにもその存在を知らしめたが、広く一般までには広がらず。
2012年「cha cha sing」でフラッシュモブ風MVを作成するなど、他にはない取り組み→プロモーションが十分ではなく浸透せず。やり方次第では「LOVEマシーン」のように「みんなが踊る」歌になった可能性はあったのでは?

【「BerryzはBerryz」の弊害】
他のグループにはない、その独自性が濃いファン「ベリヲタ」を醸成。一方でライトファンへの取り込みに至らなかったのでは?一度見れは間違いなくはまるといわれるライブ参戦は敷居が高い。もっと他のアイドルとの競演の場があれば違っていたかもしれない。

【ハロー!プロジェクト所属の弊害】
年2回の「ハロコン」に縛られるスケジュール、個性を生かす活動に制限あり。また他アイドル出演のフェス等イベントへの出演も難しい。

【事務所・つんくPは今後の活動をどう考えていたのか?】
10周年記念サイトなどの力の入れ方を見ても、今後も活動を続けていく方向だったのでは?

【Berryz工房vs事務所・つんく♂P】
「本人たちの意思」と事務所・つんく♂Pの考えとのギャップが今回の「無期限活動停止」につながったのではないか?そのギャップはどこから生まれたのか?それを埋めるすべはなかったのか?「ハロプロ」卒業→M-line所属の道もあったのではないか?

【「ベリヲタ」との関係性】
「解散」ではなく「無期限活動停止」としたことはベリヲタへの「優しさ」か?「亡霊」を増やすことにならないのか?いや、むしろ「一生ベリヲタ」でいられることが幸せなのかもしれないが。

・・・いろいろと項目を挙げて書いていったのだが、すべてにおいて「これだ!」というものは何一つ書けないし、どれも「裏」の取れる情報はないので、所詮「戯言」でしかない。
ただ、10年活動を続けてきたグループが、グループとしての「ゴール」を決めてそこへ向かって走っていく姿をきちんと見届けることが、にわかであれ何であれ「ファン」としての務めではないのかと思う。そして、そのゴールの先にメンバー個々人の幸せがあることを願い、叶うならば「活動停止」の言葉を信じて「活動再開」する日を待ち続けるしかない。

何はともあれ、まだ半年先の話である。日本武道館公演もあるし、新曲発売もある。今はただ彼女たちを応援することだけを考えたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2014年7月 | トップページ | 2014年9月 »