2015年3月、ほくほく線に快速より速い列車「超快速」運行決定!
上越線六日町駅と信越線直江津駅を結ぶ「北越急行」ほくほく線といえば、在来線としては日本最高速度となる時速160kmで走る特急「はくたか」や、トンネル内で天井に様々な映像を映し出す車両「ゆめぞら」があり、とくに「はくたか」は上越新幹線との乗り継ぎで首都圏と北陸を結ぶ重要な足となっている。しかし、2015年3月に北陸新幹線が金沢まで開業するため、「はくたか」は北陸新幹線の名称に使われ、在来線の特急運行は廃止となる。
そこで、北越急行ではこの「はくたか」に代わる速達列車の運行を決定した。
北越急行、『はくたか』代替の「超快速」運行へ…愛称を募集(レスポンス)
「超快速列車」の愛称名募集(北越急行)【プレスリリース・PDF】
記事ならびにプレスリリースによれば、この速達列車の列車種別は「超快速」(仮)。
車両は普通電車で使われているHK100型を使用し、直江津駅-越後湯沢駅間を結ぶ。記事とプレスリリースの本文には「具体的な所要時間や停車駅等は未定」とあるが、プレスリリースの一覧ページには「直江津と越後湯沢を1 時間で結ぶ」との記載がある。現在の「はくたか」の直江津駅-越後湯沢駅間の所要時間は45~58分、快速の所要時間は1時間7~22分なので、この区間の利用者にとっては今の快速より少しだけ早く、そして特急料金が要らない列車ができるということになる。この「超快速」の運行開始は2015年3月からの予定となっている。
また、この「超快速」の愛称募集が2014年11月15日から開始される。応募方法は、はがき・FAX・インターネット(ほくほく線ウェブサイト内に設けられる愛称募集コーナーより)のほか、十日町駅の応募箱への投函も可能。
愛称の発表は、2014年12月頃に行われる「平成26年3月ダイヤ改正」発表時となっており、優秀作品には賞品としてほくほく線オリジナルグッズがプレゼントされる。応募期間は2014年11月15日から11月30日まで。果たしてどんな名前がつくのだろうか。
さて、ここからは余談なのだが、「快速」の上位種別として「特別快速」や「新快速」はあったが、「超快速」というのは聞いたことがないなあと思いながら検索してみると、「超快速」の名前がついたものを発見した。
熊本⇔天草(本渡)・下田温泉 快速あまくさ号 - 九州産交グループ
熊本と天草を結ぶ九州産交の路線バス「快速あまくさ号」の往復20便のうち4便が「超快速」の名称で運行されている。ちなみに所要時間は「快速」が2時間27分、「超快速」が2時間13分と14分ほどしか時間が変わらないようである。
| 固定リンク
« 「トワイライトエクスプレス」B寝台がお手元に!1/12スケール内装模型がすごすぎる! | トップページ | Berryz工房ラストシングル「ロマンスを語って/永久(とわ)の歌」デイリーチャート初登場2位!ラストライブは日本武道館! »
「地方交通」カテゴリの記事
- サンキュー♡ちばフリー乗車券で行く千葉乗り鉄旅(2018.11.19)
- えちぜん鉄道福井駅付近高架切り替え&加賀楓温泉郷チラっと立ち寄り旅(2018.07.09)
- 東武鉄道のSL大樹に乗ってきた(2017.10.14)
- 2017年夏季休暇の旅(3)四国ぐるっとバースデイきっぷの旅(2017.08.29)
- 2017年夏季休暇の旅(2)寄り道しながら西へ向かう(2017.08.27)
コメント