大阪の「0系」+αを見て回る半日旅
2014年11月3日付の神戸新聞朝刊にこんな記事が載っていた。
「閉館した大阪・交通科学館 0系新幹線ま~る見え 建物解体進み〝無料公開〟
2014年4月に閉館した交通科学博物館の解体作業で、館内に展示されていた0系新幹線が屋外から見えるようになったというもの。
「お、これは見に行かねば!」
というわけで、仕事の休みを使って行ってみることにした。
新幹線が展示されていた場所は、大阪環状線弁天町駅外回りホームの下辺りになる。
弁天町駅の改札を出て、交通科学博物館側の階段を降り、高架をくぐっていくと・・・あっ!?
新聞記事で見た囲いはなくなっている。それどころか、車両には大掛かりな機械が取り付けられており、これはどう見ても運搬の準備をしているではないか!
何枚かデジカメで写真をとった後、iPod touchでも撮影して、それをTwitterでつぶやいたところ、すぐにリツイートされ、気がつけばこんなことになっていた。
リツイート51にお気に入り28・・・今後これを超えるつぶやきは出来ないだろうなあ(苦笑)
せっかくなので、新幹線以外の車両でまだ見られるものがないか、建物の周りをぐるりと回ってみると・・・
北側に展示されていたディーゼル機関車3両(DD13、DF50、DD54)はそのまま展示されていた。
そして東側の展示車両は・・・
車両を覆っていた2代目京都駅1番ホーム上屋の解体が始まっており、キハ81やマロネフ59などが屋外にさらされる状態となっていた。こちらもそのうち「京都鉄道博物館」に移設されるのだろうか。
というわけで、当初の目的は達成されたのだが、せっかくここまで来たので、少し足を伸ばして別の場所で展示されている「0系新幹線」を見に行くことにした。
大阪環状線に乗り込み、JR京都線に乗り換えて岸辺駅で下車。
吹田貨物ターミナル駅を一望できる跨線橋を渡り、線路沿いの道を歩いていく。
途中墓地やマンションを避けて回り道しつつ更に吹田駅方向へ歩いていくと、そこには「0系新幹線」が見えるはずだったのだが・・・
防音幕と高い策に囲われ、さらに車両にもカバーがかけられていて何も見えない。近づいて幕の隙間からのぞいてみると・・・
白と青のカラーリングが見えた!ここで間違いないようだ。ただ、周りの状況からしてちゃんと観ることができるようになるまでには相当時間がかかりそうである。
まあここはこういう結果になることは予測できていたので、もうひとつの場所へ行ってみることにする。
吹田駅まで歩き、JR京都線で千里丘駅へ。そこから阪急バスに乗り込み、鶴野橋バス停で下車。
ここは、新幹線の鳥飼車両基地の目の前である。そしてその隣はJR貨物の大阪貨物ターミナル駅。
その横を通り抜けていくと、目的地の看板が見えてくる。
そう、その名も「新幹線公園」である!車内の見学は日時が決まっているが、外から見る分にはいつでも大丈夫だ。川沿いを歩くこと数分で到着。
新幹線のほか、電気機関車も展示されているのだがまずは新幹線から!
「機械遺産」に認定されたことを示す看板も掲出されている。車両の扉に階段が設置されていたので中には入れないが階段を登って中をのぞいてみる。
初期0系の転換クロスシートが並んでいる・・・だが、その前に「危険 屋根の上にあがらないでください」の表示に目が行ってしまう(苦笑)そんな輩もいるのか・・・何がしたいのだろう?
続いて隣に展示されている電気機関車へ。
昭和29年製造のEF15である。昭和58年廃車なので、「へえ、結構最近まで走ってたのか」と一瞬思ったのだが、よくよく計算してみたら廃車からすでに31年も経っていた(苦笑)
約半日で3箇所(1箇所はちゃんと見ていないが)、交通費のみで充実した「鉄分補給」となった。
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