毎年恒例年末旅2014(その5)三陸海岸縦断、そして最後はやっぱり車中泊
特急白鳥で青森に到着し、青い森鉄道に乗り換えようとしたところ、ある列車を発見!
上野行きの臨時寝台特急「あけぼの」である。昨年定期運行時に乗車した列車である(記事はこちら)。果たして次の繁忙期にも運転されるのだろうか・・・そんなことを思いながら青い森鉄道に乗り換えて八戸へ。八戸からは八戸線に乗り換えて本八戸で下車しこの日はここで一泊。
翌日、本八戸駅から再び八戸線で南下していく。
たらこカラーの気動車に乗り込み、海岸沿いを走っていく。
乗車すること1時間40分で終点の久慈に到着。
ここで乗り換え時間が少しあったので、駅周辺をブラブラしてみる。
駅前のビルには、NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」のときに使われていた看板がそのまま残されている。町の中にも「あまちゃん」のロケで使われたという建物が多数存在するようだ(全く見ていなかったのでよく分かっていないのだが)
そして街中に「顔出し看板」がいくつも見られる。
再び駅に戻り、次に乗車するのは三陸鉄道北リアス線である。三陸鉄道に乗車するのは2009年の年末以来2回目、そのときは「こたつ列車」に乗って宮古から久慈へと乗車している(記事はこちら)。
切符を買おうと運賃表を見る。
宮古から先の山田線の駅に「×」印がつけられている。未だ鉄道は復旧していないのである。しかし、ようやく三陸鉄道として復旧する方向で話が動き始めているようなので、早期の復旧を願わずにはいられない。
ホームへ向かう跨線橋の通路には、「あまちゃん」のロケ風景の写真や、復旧を応援する幕などが掲出されていた。
ホームで待つことしばし、乗車する車両が入線してきた。
車内には「あまちゃん」のポスターが大々的に貼られていた。
そしてこんなものも貼られていた。
この車両は、「あまちゃん」のロケで実際に使われたものとのこと。
10時30分、定刻で久慈を出発した列車は一路宮古を目指す。途中景色のいい場所では列車を一時停車し、運転士さんによる観光アナウンスも行われる。
乗車時間1時間40分で宮古に到着。ここから先、山田線の代行バスを利用すれば釜石から先の南リアス線にも乗車できるのだが、バスの乗車時間がかなり長く、このまま進んでも南リアス線の乗車時には周りが真っ暗になってしまうため、今回はここまでとしまた次の機会に訪問することとした。
ここからは盛岡までこの列車に乗車する。
急行形気動車キハ28・58を改造した車両「kenji」を使用した臨時快速列車「ふるさと宮古」である。3両編成のうち、真ん中の2号車が自由席ということでそちらに乗車。車両の半分は2人掛け×2列のリクライニング座席、そしてもう半分はこんな感じ。
1人掛け&2人掛けのリクライニングシートに、カラオケ設備がついている(カラオケは使用できないが)。
せっかくなので、1人掛けの座席に座って盛岡へと向かう。内陸に向かうにつれて景色は再び雪へと変わっていく。
乗車時間2時間26分で終点盛岡に到着。盛岡からは東北本線に乗り換え、一ノ関へ。一ノ関からは東北新幹線に乗車。一気に東京まで向かう。
東京からは中央線に乗車し、新宿を目指したのだが、中央線が人身事故の影響で大幅な遅れが発生していた。乗り継ぎ時間には余裕を見ていたので、かなり余裕を持って新宿駅に到着。ここからは臨時快速「ムーンライト信州81号」に乗車する予定だったのだが、ホームの案内表示を見てびっくりした。
なんと「遅れ45分」の表示!人身事故の影響はこちらにも及んでいたのである。
「まいったなあ・・・でも待つしかないか」
そう思いながら、ホームで待っていると思いのほか早く列車が入線。結局6分遅れでの出発となった。
翌朝には遅れもすっかり回復しており、早朝の松本駅で下車。待合室で中央線名古屋方面の始発電車を待ち、中津川行きの始発電車に乗車。その後中津川・名古屋・大垣・米原と電車を乗り継ぎ、夕方には帰宅することが出来た。
今回の年末旅は、途中仕事を挟んだもののトータルで7泊8日、うち車中泊5泊というかなりハードな旅となった。さすがに体に堪えたので、来年はちゃんと「宿」に泊まろうと心に固く誓うのであった(苦笑)。
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