北陸新幹線延伸開業区間各駅停車の旅
ここ最近昔の夜行列車の話をブログで書いているうちに、やはり実際に旅に出たくなり、旅に出た。
思い立ったのが夕方だったので、出発は夜。ということでいつものパターンに。
今回乗車したのは、南海バスの長野・湯田中行き。始発は三宮バスターミナルだが、大阪駅から乗車。
22時25分に出発し、定刻よりやや早く5時半前に長野駅前に到着。
気温はマイナス1℃!寒い!
寒さをしのぐために長野駅構内へ。
構内には北陸新幹線開業のバナーが垂れ下がっている。
というわけで、ここからは北陸新幹線の延伸区間へ初乗車することに!切符を購入し、列車の到着までホームで待っていると、ホームにE7・W7系が続々到着!
3本並ぶとなかなか見ごたえがある!
そうこうしているうちに、これから乗車する長野始発の「はくたか」が入線してきたので乗車。
初北陸新幹線はJR東日本のE7系である。
早朝ということもあり、乗客はわずか。
6時11分、長野駅を出発。
しばらく走るとトンネルに入る。
そしてトンネルを抜けると・・・
そこは雪国だった!トンネルひとつでこんなにも景色が変わるのか・・・驚きながら乗車すること11分、延伸区間最初の駅である飯山駅に到着。
ホームにはホームドアが設置されている。
ホームの窓からも雪景色を見ることが出来る!
そして「はくたか」は扉を閉めて次の駅に向かって出発していった・・・というわけで、飯山駅で途中下車。
今回はこの北陸新幹線の延伸区間の各駅に途中下車しつつ金沢まで向かおうという旅である。
次の電車までは約2時間もあるので、一旦改札を抜けて外に出る。
自動改札を通ると「飯山 途中下車」の文字が印刷される。
この飯山駅は、JR飯山線との接続駅である。窓から飯山線の列車を見ることが出来た。
駅構内には、カフェスペースがあり、そこにはからくり時計が設置されていた。
カフェは9時からの営業ということで中には入れず。さらにひとつ下のフロア(1階)には、観光案内所やアウトドアショップ、コンビニなどがある。
いずれも開店時間前なので入れず・・・今度は外から駅を眺めてみる。
大きすぎて全体を撮影することが出来ない。ぐるっと駅周辺を回り、近くにあったコンビニで温かい飲み物などを調達してから再び駅へ戻る。ホームへあがると、なにやら水の音がするので近づいてみると、線路の雪を溶かすためのスプリンクラーが稼動していた。
こんな間近で見るのは初めて。なかなかすごい勢いである。
そんなこんなで約2時間を過ごし、再び北陸新幹線に乗り込み。乗車すること12分で、次の上越妙高駅に到着。
2面4線の大きな駅である。またこの駅がJR東日本と西日本の境界となっている(ただし、乗務員は長野で交代している)。
ここでも次の電車まで1時間ちょっとあるので、改札を抜けてみる。この駅構内にもコンビニや観光案内所や軽食・おみやげ物を扱う店などがある。
観光案内所で北陸新幹線沿線の観光パンフレットなどをゲットしておく。
この駅はJRから分離された第三セクター鉄道「えちごトキめき鉄道」との接続駅である。
近いうちにこちらにも乗車せねばなるまい。
駅の外に出ると、上杉謙信の像が設置されていた。
約1時間の待ち時間はあっという間に過ぎ、再び北陸新幹線に乗車。次の駅へと向かう。
乗車時間13分で到着したのは糸魚川駅。
見慣れた青帯の駅名表示を見るとなぜかほっとする(笑)さてここ糸魚川駅にはどうしても見ておきたいものがあるので、早速そちらへ向かう。
駅の前には、新幹線駅舎の工事とともに消えたレンガ車庫の外壁の一部が保存されている。そしてその奥にあるのが、どうしても見ておきたいもの。
外からではよく分からないので中に入る。
大糸線で活躍してきたキハ52が待合室として利用されている。
車内は大糸線で走行していた当時の姿のままである。
少し残念だったのは正面からの写真が撮り難いこと。もう少し前後にスペースがあればよいのだが。
イベント時には車両を屋外へ出すこともあるらしいので、そのタイミングで再度訪れたいところである。
さらに、キハ52の車内を通り抜けた先には、ジオラマが展示されており、鉄道模型の運転体験も出来るようになっている。
こちらはNゲージ。奥にはHOゲージのジオラマ。
トワイライトエクスプレス!
レンガの車庫も再現!
キハ52からはエンジン音も聞こえるようになっていた!
時間があれば運転体験したいところだったのだが(30分500円)、次の新幹線の時間が近づいてきたのでまたの機会に体験することとして、再び新幹線に乗車。
乗車時間15分で次の駅、黒部宇奈月温泉に到着。
この駅は富山地方鉄道の新黒部駅と接続している。
次に来たときにはここから宇奈月温泉やアルペンルート方面まで行ってみたいものである。
駅前には、黒部峡谷鉄道の機関車やトロッコも展示されている。
さらに、「黒部の名水」を試飲できる場所も設けられている。
駅のすぐ隣にある「黒部市地域観光ギャラリー」には、観光案内やお土産物の売店、フィールドミュージアムなどがある。
ミュージアムの中で一番インパクトのあった展示「黒部多様性一家」
そうこうしているうちに次の新幹線がやってくる時間となり乗車。
乗車時間13分で富山駅に到着。
富山駅といえば、新幹線開業と同時に富山地方鉄道の市内線が駅直下まで乗り入れを開始している。
改札を抜けると、もうそこには路面電車が見えている!
ちょうど環状線の電車がやってきたので、早速乗車し、1周回って再び富山駅へ戻る。
この先、富山ライトレールとの接続が行われる予定になっているので、接続されたらまた訪れねばなるまい。
次の新幹線に乗り込み、乗車時間9分で次の駅である新高岡駅に到着。
ここはJR城端線との接続駅である。
タイミングが合わず城端線の列車を見ることは出来なかった。これも今度訪れるときの楽しみに取っておこうと思う。
そしていよいよ次が終点金沢駅である。新高岡駅からの乗車時間は14分。
朝6時過ぎに長野を出発し、各駅で途中下車して、金沢到着は14時半過ぎ。最速の「かがやき」なら1時間ちょっとで到着するところを8時間以上かけて旅となった。その大半は駅での滞在時間で、駅間の乗車時間は10数分だったので、新幹線に乗ったという感覚にはならなかったのが正直なところである。でもそれぞれの駅に特徴があり、見所もあり、通過するだけではもったいないとも感じたので、今度は平行在来線なども活用しながら、再び寄り道旅をしてみてもいいかなと思っている。
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