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2015年10月

2015.10.31

旧津山扇形機関車庫がリニューアル!「津山まなびの鉄道館」2016年春オープン!

岡山県津山市にある「旧津山扇形機関車庫」は、日本に1両だけ現存するDE50形ディーゼル機関車や、キハ52やキハ28・58といった気動車など様々な車両が保存されており、以前は期間限定で見学することができ、過去2回訪れている(その時の記事はこちら→2009年2010年)のだが、現在は改装中のため見学することができない。その改装オープン後の概要がJR西日本から発表されている。

旧津山扇形機関車庫がリニューアル SLなど4両を新たに収蔵 JR西日本(乗りものニュース)
「旧津山扇形機関車庫」の改装オープンについて(JR西日本)

記事並びにJR西日本のニュースリリースによれば、改装後は「津山まなびの鉄道館」という施設名称になり、校教育を通じた地域への貢献と将来を担う子どもたちを中心とした鉄道ファンの拡大をねらいとしたものになるとのこと。
収蔵車両もD51形蒸気機関車やDF50形ディーゼル機関車など4両(うち3両は旧交通科学博物館からの移設展示)が加わり合計13両となる(収蔵車両についてはこちら→PDF)。
また、機関車庫に隣接する「懐かしの鉄道展示室」「津山街なみ展示室」も改装され、鉄道の歴史と変遷を学べる展示室と鉄道に関するさまざまなしくみを学べる展示室、津山を中心としたジオラマのある展示室、校外学習などの受け入れに使用する学習室が整備される。
オープンは2016年春とのこと。以前のように期間限定で公開となるのか、それとも常時公開となるのかは発表されていないが、できることならば常時公開していただければありがたいなあ・・・。

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2015.10.24

北陸新幹線の高架を走るローカル線に乗ってきた

1日だけぽつんと休みが取れたので、日帰りでどこか行ける場所がないか探していたところ、先月見たこのニュース記事を思い出し、行ってみることにした。

ローカル鉄道、新幹線高架を走る えちぜん鉄道が仮線運行開始(福井新聞)

福井県のえちぜん鉄道が、福井駅付近の高架工事に伴い一時的に北陸新幹線の高架に仮線を敷いて運行を開始したという記事である。新幹線の線路敷地を他の鉄道が走るといえば、東海道新幹線開業前に阪急京都線が高架工事期間中に新幹線の線路敷地に仮線を敷いて走ったことがある。当時はまだ生まれてもいなかったので実際に走行する姿は映像でしか見たことがないのだが、このえちぜん鉄道は今なら実際に新幹線の高架を走る姿を見るだけでなく、実際に乗車することができるのである。これはいかねばなるまい。
というわけで、自宅を出発し、JRで一路福井・・・ではなく、少し手前の武生駅へ向かう。せっかく福井まで行くのなら、福井鉄道にも乗っておこう、そしてえちぜん鉄道との乗り入れ工事の状況も見ておこうという算段である。
JR武生駅から歩くこと数分、福井鉄道の越前武生駅に到着。

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電車の発車時刻まで少しあったので、駅周辺をぶらぶら歩いていると、福井鉄道の低床車両「フクラム」を発見!

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ここに留め置かれているということは今回は乗車できないということである・・・残念。
しかし、今回乗車する電車もなかなかの電車である。

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低いホームに対応するためのステップが取り付けられている。もちろん走行中は折りたたまれる。普通の電車にこうしたステップが取り付けられている車両はやはり珍しい。
電車に乗り込み、一路終点の田原町へと向かう。途中、福井駅前駅を経由するため、スイッチバックしてヒゲ線へ入るのだが、これに結構時間がかかり、田原町駅への到着は定刻より遅れての到着となった。
そのため乗り継ぐつもりだったえちぜん鉄道の電車には乗り継げず・・・次の電車が来るまで約30分、駅周辺をぶらぶらしてみる。

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近くの歩道橋から撮影してみた。左からカーブを描いて入ってくる線路が福井鉄道、右手に見えるのがえちぜん鉄道である。両方の線路を挟んで真ん中にホームが作られようとしている。

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現在の駅は両線ともに仮設で、もともとの駅の場所に新たにホームを建設しているようである。こちらの工事が完成したらまた乗りに来なければなるまい。
そうこうしているうちに時間は過ぎ、福井行きの電車がやってきたので乗車する。

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電車は、福井口駅を過ぎると、勾配を駆け上がり、気が付けば新幹線の高架上を走っている。

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先頭車両からは撮影しづらかったので、後ろ向きに撮影してみた。

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高架区間の途中駅となる新福井駅は高架上に仮設の駅を設置している。
そして終点の福井駅は、北陸新幹線の福井駅のホームになるであろう部分の一部をホームとして使用している。

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線路の終端部を見ていると、阪神なんば線開業前の西九条駅や筑豊電鉄の筑豊直方駅を思い出す。
駅の反対側では、福井鉄道のヒゲ線の延伸工事も行われていた。

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こちらも完成したら乗りに来なければなるまい。
というわけで、次回の訪問を楽しみにしつつ、翌日の仕事に影響しないように早めに帰宅の途へ着くことにした。帰宅する前に、遅めの昼食を駅高架下のお店でいただいた。

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名物おろしそばとソースカツどんのセット!美味!
でも向かいにあった8番らーめんも美味しそうだったので、次はそちらで食べるかもしれない。

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2015.10.16

「鉄道の日」に鉄分とうどんを補給してきた

シルバーウィークと10月の3連休のハードワークがようやく一段落着いたので、ブログも全然更新していないのでどこか旅に出ようと思い、10月14日の「鉄道の日」に旅に出ることにした。
まずはジャンボフェリーの深夜便に乗船。深夜1時に出港予定だったのだが、到着が遅れたため30分以上遅れて出港、当然高松港到着も30分遅れることになったが、何とか行程を調整して最初の目的地に到着。

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JR予讃線箕浦駅のすぐ隣にある「上戸」

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かけうどんを朝食としていただく。
その後さらに西へと進んで、メインの目的地・JR予讃線伊予西条駅にある「四国鉄道文化館」に到着。北館は以前訪れたことがあるのだが、南館は今回が初訪問となる。まずはその南館から見学。館内に入ると、四国の鉄道情景を凝縮したジオラマが展示されている。

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キハ58・28・65の急行4両編成(グリーン車あり)

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予土線3兄弟の一人(一両?)、「ニセ0系」も模型になっていた。
展示走行では夜になると「マルタイ」も登場!

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芸が細かい。
奥に入るとC57形蒸気機関車・キハ65形気動車・DE10形ディーゼル機関車が展示されている。

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屋内展示なので保存状況は良好。

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この折り戸が急行じゃなくて特急ぽくって好きだったなあ・・・
車内にも入ることができる。JRになってから改造されているのはちょっと残念。

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この端っこの席が好きだったなあ・・・
外に出ると、フリーゲージトレイン2次車の先頭車両が展示されている。

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前週の土日は車内も見学できたらしいのだがタイミングが合わず残念。
その後北館も見学して、「鉄分」をたっぷり補給完了。
帰り道もうどん屋に立ち寄り。
百こ萬

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一福

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地上最強のウドン ゴッドハンド

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いずれもかけうどんを食べて大満足。
その後、フェリーにて帰宅の途へとついたのだが、帰りもフェリーが遅れており、三宮で電車がなくなり、久しぶりにネットカフェで始発まで時間を過ごすことになってしまった。久々の旅は一応「日帰り」だったが、次の旅では何とかどこかで「一泊!」したいと思う。

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