旅4日目、朝は少しゆっくり目に起床し、朝食を済ませてホテルをチェックアウト。盛岡駅に向かい乗り込む列車はこちら。
釜石線へ直通する快速はまゆりである。指定席を取っていたので、その車両に乗り込む。

車内はリクライニングシートが並ぶ。乗客はまばらである(ちなみに自由席も空席が目立つ)。
列車は定刻に盛岡駅を出発し、花巻駅までは東北本線、花巻駅から進行方向を変えて、釜石線に入る。
釜石駅からは三陸鉄道南リアス線に乗り換える。
2両編成のうち、1両は貸し切りになっており、もう一両に乗り込む。
こちらの車両は震災後クウェートからの資金援助で作られた車両であった。
釜石駅を出発すると、ほどなくしてトンネルへ入る。そのあとも長いトンネルをいくつもくぐり抜けていく。途中海が見える場所では一時停車のサービスもあった。
盛駅からは大船渡線に乗り換えとなるのだが、ここからは列車ではなくバス(BRT)での移動となる。
線路があった場所は舗装され、道路になっている。
乗り換え時間を利用して駅周辺をうろうろしていると、こんなものを発見。

岩手開発鉄道のホームである。現在も貨物営業は続けられているが、旅客営業は1992年で廃止となっている。現役時代に来たかった・・・。
そうこうしているうちに、BRT乗車の時間となり、やってきたバスに乗り込む。
バスはしばらく線路跡の専用道路を走る。
途中一般道へと入ったり、再び専用道路に入ったりしていくのだが、先日鉄路での復旧断念が正式に決まったので、これから線路跡の専用道路化が進んでいくと思われ、そうなればまた乗りに来なければなるまいと思う。
1時間20分ほど乗車して気仙沼駅に到着。この先、気仙沼線のBRTもあるのだが、さすがに連続してバスに乗るのはきついので、ここからは鉄道(大船渡線)に乗り換える。
やはり鉄道は車内が広いし、乗り心地も全く違う。先ほどのBRTとほぼ同じ乗車時間だったが疲れが全然違う。
一ノ関駅からは在来線乗り継ぎだとかなりの待ち時間があるため、駅前から高速バスに乗車して一路仙台駅へ向かう。
仙台駅に到着後は、先日開業したばかりの仙台市地下鉄東西線へ乗車し無事完乗。
その後、地下鉄南北線に乗り換えて、勾当台公園駅で下車。歩くこと数分、やってきたのはこちら!
仙台牛タン発祥の店・味太助である。数組並んでいたので、最後尾に並び待つこと20数分で店内へ。1.5人前の牛タン定食をいただいたのだが、これまで食べた牛タンの中で一番の美味さ!!(なお写真はない)。大満足で店を出て、再び地下鉄に乗り込み、本日の宿へと向かいこの日は終了。
盛岡から仙台まで、新幹線なら1時間ちょっとで移動できるところを、たっぷり1日かけての移動となった。次の日もかなりの移動距離となるのだが、それはまた次の記事にて。
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