« 樋口了一2017おおいたの夏~同窓会っていいもんだなー!!セントポールライブ~へ行ってきた | トップページ | こぶしファクトリーのCD発売イベント@名古屋に行ってきた(自分メモ) »

2017.07.28

南阿蘇鉄道に乗ってきた&高森湧水トンネル公園に行ってきた

先日の大分での樋口了一さんのライブ参戦にあたり、せっかく九州まで行くのでついでにどこか旅に出ようと考え、あれこれ考えた結果、南阿蘇鉄道に乗車することにした。
現在南阿蘇鉄道は熊本地震の影響により高森駅と中松駅の間のみ運行されている。公共交通機関で行くのはかなり困難を極めるため、車を借りて高森駅へと向かった。
駅前の駐車場に車を止めて、ホームへ入ると2両の気動車が停車中であった。

Dscn1868_800x600

Dscn1869_800x600

Dscn1872_800x600

Dscn1874_800x600

この車両は小学館の漫画家が描いた応援イラストをラッピングした「マンガ寄せ書きトレイン」。4月に1両(ブルー)が運行を開始し、訪れたこの日にもう1両(ピンク)の運行が開始となりこの日は2両での運行となっていた。2両編成になることで、ホーム側から車両の左右に絵かがれたイラストを一度に見ることができるようになっている。
小学館で鉄道に関する漫画といえば「鉄子の旅」である。もちろん、初代・二代目・三代目のすべてのイラストが描かれていた。

Dscn1873_800x600

Dscn1870_800x600

また車内にもイラストが掲出されており、こちらも2両合わせてすべてのイラストが掲出されているとのこと。

Dscn1905_800x600

まずは始発(10時)の中松行に乗車。運転士さんの背中には「タブレット」が!

Dscn1912_800x600

車窓案内を聴きながら乗車すること13分で中松駅に到着し、折り返しの列車で高森駅に戻る。
次の列車は11時30分発のトロッコ列車である。全席指定席のため駅窓口で切符を購入し、待つことしばし。先ほどの「マンガ寄せ書きトレイン」と入れ替えでトロッコ列車が入線。

Dscn1950_800x600

Dscn1959_800x600

トロッコ列車に乗るのは、いつ以来だろうか・・・ずいぶん前に嵐山で乗ったのが最後だったような気がする。
連結されている車両は、国鉄時代の貨車を改造したもので、側面には「日本国有鉄道」の銘板も残されている。

Dscn1975_800x600

さらに、車内の扇風機には「JNR」のロゴが入っている。

Dscn1960_800x600

そうこうしているうちに出発時間となり、定刻11時30分に高森駅を出発。窓のない車内から見る風景は、先ほどの気動車とはまた違って見えてくる。
途中の南阿蘇白川水源駅では、「ロバート」の馬場裕之さんが地元の人たちと考案した駅弁「たっぷり赤牛牛めし弁当」を販売していたので、こちらをお昼ごはんとして購入。

Dscn1967_800x600

Img_0864_800x800

Img_0865_800x800

「たっぷり」の名前のとおり、本当にたっぷりと牛肉が敷き詰められており、食べ応え十分!復路では、中松駅から乗車した台湾の団体さんがかなりの数を購入されていた。
トロッコ列車で中松駅までの往復旅を楽しんだ後、高森駅でクリアファイルやその他もろもろのグッズを買い込んだ後、今度は高森湧水トンネル公園へと向かう。

Dscn1860_800x600

この公園は、高森と宮崎県の高千穂を結ぶ鉄道トンネル「高森トンネル」が工事中に大量の出水により工事が中断、その後鉄道路線計画が廃止となり、掘削したトンネルの一部が整備されたものである。トンネル入口へ向かって緩やかに下っていくと、左右の壁が高くなっていく。

Dscn1862_800x600_3

Dscn1987_800x600

トンネルの入口には鉄道トンネルとしての痕跡がいくつか残されている。

Dscn1988_800x600

Dscn1989_800x600

Dscn1991_800x600

Dscn1990_800x600_2 

入場料を支払い、中へ入る。中の温度は年間を通して17度とのこと。今の季節(7月)はとても涼しく気持ちが良い。

Dscn1993_800x600

楕円形のトンネル内部は少しずつ下り、緩やかなカーブを描いていく。もし工事が中断せずに鉄道が開通していたら、どんな感じだったのだろうか・・・高森トンネルは全長が6480メートルの計画だったとのことなので、実際に列車で移動したならば、「長いトンネルやなあ」と退屈に感じていたかもしれない。
トンネルを進んて行くと、イルミネーションで作られたトロッコ列車や、七夕祭りコンテストの飾り付けがずらっと並んでいる。

Dscn1999_800x600

Dscn2001_800x600

さらに奥へ進むと、トンネル天井を使った映像作品の上映や、マイクロ水力発電の水車があったり、流れ落ちる湧水が球体になったり、下から上に逆流するように見えたりするアトラクション「ウォーターパール」が設置されている。

Img_0866_600x800

Img_0878_600x800

Dscn2012_800x600

Dscn2016_800x600

そして公開されているトンネル部分の最奥に到着。

Img_0873_600x800

壁には距離が記されていた。

Dscn2019_800x600

入口へ戻る途中にも1か所距離の数字が記載されているところを見つけることができた。

Dscn2022_800x600

いずれもここが鉄道トンネルであったことの痕跡である。
トンネルを出て、今度はトンネルの真上から公園全体を眺めてみる。

Dscn2032_800x600

Dscn2033_800x600

もしここに列車が走っていたら絶好の撮影ポイントになっただろうなあ・・・。
公園の見学を終え、駐車場に戻るとすぐ近くの踏切の警報機が鳴りだした。高森駅13時15分発の寄せ書きトレインがやってきたので写真撮影。

Dscn2029_800x600

Dscn2030_800x600

現役の鉄道と未成鉄道を堪能し、再び大分市内へと車を走らせる。緑の山の中ぬけていくのはとても気持ちがいい。

Dscn2040_800x600

途中ではゲリラ豪雨的な大雨にも見舞われたものの、何とか山を下り、さらに進んでいくとこんな看板を発見したので思わず撮影。

Img_0879_800x794

「戸次河原合戦」おおっ!このあたりは以前「おにぎりあたためますか」(HTB)で大泉洋さんや戸次重幸さんがおとずれた戸次地区であった。
大分駅まで戻り車を返却後、ライブ会場へ向かうために大分駅のホームへ上がると、2本向こうのホームに金色に輝く車両が見えた。

Img_0880_600x800

あれは!JR九州が誇るD&S列車の一つ「或る列車」である。隣のホームへ急いで移動し写真撮影。

Img_0886_800x600

スイーツには興味ないが、この車両にはいつの日か乗ってみたい。
というわけで、この旅では十分すぎるほどの「鉄分」補給をすることが出来た。この夏、さらなる「鉄分」補給の旅に出かけることができればと思う。

|

« 樋口了一2017おおいたの夏~同窓会っていいもんだなー!!セントポールライブ~へ行ってきた | トップページ | こぶしファクトリーのCD発売イベント@名古屋に行ってきた(自分メモ) »

旅行・地域」カテゴリの記事

地方交通」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 南阿蘇鉄道に乗ってきた&高森湧水トンネル公園に行ってきた:

« 樋口了一2017おおいたの夏~同窓会っていいもんだなー!!セントポールライブ~へ行ってきた | トップページ | こぶしファクトリーのCD発売イベント@名古屋に行ってきた(自分メモ) »