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2017年9月

2017.09.30

伝説の「壇ノ浦レポート」現場を訪れる(はりまや号に乗って)

2017年10月、一つの夜行バスが運行休止となる。そのバスの名は「はりまや号」
高知と福岡を結ぶこのバスは、北海道テレビ(HTB)の人気テレビ番組「水曜どうでしょう」の「サイコロの旅第2弾」に登場した深夜バスで、途中休憩場所である壇ノ浦PAで鈴井貴之さん・大泉洋さんが深夜バスの過酷さを伝えた姿は「壇ノ浦レポート」としてファンの間でも伝説となっている。
そんな「はりまや号」がなくなる前に乗車して、壇ノ浦PAに行かねば・・・というわけで、早速乗車してきた。
まずは「はりまや号」の出発地である高知へ行かねばならない。時間とコストを勘案し、選んだのはこちら。

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高速バス「ハーバーライナー」である。
JRの高架下にある神姫バスのバスターミナルから出発したバスは、途中2か所の休憩をはさんで、定刻よりも10分ほど早く高知駅バスターミナルに到着。

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「サイコロ2」の頃は駅の南にあったバスターミナルは、高知駅の高架化に伴い、北側に移転しており、以前のバスターミナルの跡には観光案内所と三志士像が立っている。

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そんな感じで駅周辺をウロウロして時間をつぶしたのち、再びバスターミナルで待つことしばし、いよいよ本日の「宿」である「よさこい号」がやってきた。

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前面には「はりまや号」の表記がない。側面にもないので、後ろに回ってみると・・・あった!

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分かりにくいので拡大。

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車内は3列シートで最後列のみが4列となっている。

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途中いくつかのバス停に止まり、定員29名に対して23名の乗車でいよいよ福岡へと向かう。
そして最初の休憩地である豊浜SA到着前に驚きのアナウンスが流れた。
「明日朝の休憩地壇ノ浦では、駐車スペースが満車の場合、休憩をお取りできない場合があります。」
な、なんですとぉ?壇ノ浦で休憩できないのなら、このバスに乗った意味が全くなくなってしまう(そんな乗客は私一人だろうw)
若干の不安を感じながら、リクライニングを倒して就寝・・・久しぶりの深夜バスでなかなか寝付けない。寝付けないなあと思っているうちにいつの間にか寝ることができ、その後も寝たり起きたりを繰り返しながら、何度目かの目覚めの時、バスがゆっくりカーブを曲がっているのを感じた。
時計を見ると、もうすぐ5時。予定通りなら、そろそろ壇ノ浦PAに到着する時間である。
ゆっくり走るバス、駐車スペースを探しているのだろうか、なかなか停車しない。もしかして・・・そう思っているとバスが停車。
しばらくして車内の明かりが点灯し、バスの扉が開く。無事に壇ノ浦PAに到着することができた。

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バスを降り、「壇ノ浦レポート」の場所へ。

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実は、壇ノ浦PAに来るのはこれが3回目である。1回目は自家用車で(記事はこちら)、2回目はお芝居を見るために乗車した深夜バス「ムーンライト号」で(記事はこちら)、そして今回、ついにどうでしょう班と同じ「はりまや号」で。
季節も違うので寒さはなく、2夜連続深夜バスではなかった(2本連続高速バスではあったが)ので、「寝れないんだよ」ということもなく、うなされることもなく(笑)、無事にこの場に立つことができた。
バスに戻り旅を続ける。小倉駅、博多駅を経由して、終点の天神バスターミナルには定刻よりも20分ほど早く到着した。
いつもなら、ここから「せっかく来たので・・・」と旅を続けるのだが、残念ながら所用があったため、すぐに博多駅に戻り、新幹線に乗って帰宅の途へとついた。
今回の「はりまや号」だけでなく、寝台列車や高速バスなど、「水曜どうでしょう」特に「サイコロシリーズ」で登場した様々な交通機関もずいぶんなくなってしまった。存在しているうちに乗車してロケ地を訪れる旅を計画して実行していきたいものである。

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2017.09.06

2017年秋・JR乗り放題切符あれこれ

10月14日の「鉄道の日」に合わせて、JR全線の普通列車の普通・快速列車の自由席およびBRT(バス高速輸送システム)ならびにJR西日本宮島フェリーが連続する3日乗り降り自由となる「秋の乗り放題パス」が今年も発売される。
この「秋の乗り放題パス」は、「青春18きっぷ」とほぼ同じだが、有効期間が利用期間中の連続する3日間で、飛び飛びの日程では利用できない、1枚の乗り放題パスでの複数名利用ができないという2点が異なるので利用の際には注意が必要である。
また北海道新幹線開業に伴い、北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅~木古内駅間の普通車と、道南いさりび鉄道線の木古内駅~五稜郭駅間の普通列車が片道1回利用できる「秋の乗り放題パス北海道新幹線オプション券」が別途発売される。
発売期間は、2017年9月16日(土曜日)から10月20日(金曜日)まで、
利用期間は、2017年10月7日(土曜日)から10月22日(日曜日)のうち連続する3日間、
お値段は、おとな:7,710円 こども:3,850円となっている。 
「秋の乗り放題パス北海道新幹線オプション券」は発売期間・利用期間は同上で、お値段は、おとな:2,300円 こども1,150円。「秋の乗り放題パス」と同時利用が条件となっている。

そして、同時期に発売されてきたJR西日本の乗り放題きっぷは、JR発足30周年を記念して「JR西日本30周年記念乗り放題きっぷ」となり、内容が一新された。
これまで発売されてきた乗り放題切符からの大きな変更点は、普通・快速列車だけではなく、JR西日本全線(JR西日本宮島フェリーを含む)・智頭急行線・いしかわ鉄道(金沢-倶利伽羅)・あいの風富山鉄道(倶利伽羅-一振)・えちごトキメキ鉄道(一振-糸魚川)の新幹線・特急の普通車自由席にも1日乗り放題になるという点である。
その他、このきっぷの注意点は以下の通り。
・利用日は10月の土曜日・休日限定。
・発売枚数限定(1利用日あたり3,000枚)
・発売期間は2017年9月1日(金曜日)から2017年10月15日(日曜日)まで、利用日の1カ月前から14日前まで発売。
・きっぷはネット予約「e5489」で発売(駅、旅行会社での発売はなし!)
・お一人様から利用OK!
・お値段おとな10,000円、こどもは何と1,000円!!
かなりお得度の高い切符だが、枚数制限や事前予約購入が必要など、ちょっと手間がかかる部分が気になるところではある。

さらに、JR四国でも30周年を記念した乗り放題切符が発売される。
こちらのきっぷは、JR 四国線全線(瀬戸大橋線は児島まで含む)・ジェイアール四国バスの路線バス(高速バス除く)と土佐くろしお鉄道線(窪川~若井間)の普通列車の普通車自由席が 1 日間乗り降り自由になるとともに、特急券などを別途購入すれば、「ものがたり列車」を含む特急列車やグリーン車等にも乗車できるのが特徴(サンライズ瀬戸を除く)。
利用期間は2017年10月1日(日)から12月27日(水)までで、発売期間は出発日の1か月前から7日前(前週の同曜日)までとなっている。
お値段はおとな3,000円、こども1,500円。
いずれの切符も様々な諸条件はあるが、お得な切符であることは間違いない。今年は仕事と重なることもなさそうなので、いずれかの切符を使って旅に出られるとよいのだが。

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2017.09.04

2017夏のハロコン千穐楽@広島文化学園HBGホールに行ってきた(自分メモ)

2017年9月2日、広島文化学園HBGホールに行われたハロー!プロジェクトのコンサート「HELLO! MEETING HIROSHIMA」に参戦してきた。
今年は7月15日大阪・オリックス劇場の初日公演、翌日の同劇場での公演にも参戦しており、これで3回目の参戦となる。夏のハロコン千穐楽ということで、この公演がモーニング娘。'17工藤遥さんにとっては最後のハロコンとなる。(そして本来であれば藤井梨央さんのラストコンサートになるはずだったのだが・・・残念)
当日は、青春18きっぷの残り1日分を使って朝出発。相生駅で大混雑する山陽線には乗り換えず赤穂線を経由。

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115系湘南色にも乗車しながら西へと進み、広島駅へ。広島駅からはバスに乗り込み、開演45分前に会場に到着。

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早速会場内に入り、2階前方上手寄りのファミリー席に着席し、開演を待つ。
開演前のCMはJuice=Juiceとカントリー・ガールズがそれぞれ配信シングルのCMに差し変わっていたほか、新加入メンバー5人による「誤爆」のCMも流れていた。
その後いつもの注意VTRに続いて、「ハロー!のテーマのインストがかかり、場内が盛り上がっていく。そして暗転、いよいよ公演が始まる。
以下、セットリストにも少し触れながらいつものように感想などを箇条書き。

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