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2025.01.04

年末年始の旅2024-25

毎年年末年始休暇には旅に出ることにしている。ここ数年はライブの遠征を絡めての旅が多かったのだが今年は参戦するライブもないため、ぎりぎりまでどこにどうやって行くか決められずにいた。そこでまず最初に「足」をどうするかを決めようと思い、往路は「青春18きっぷ」復路は「飛行機」を使うことを決めた。
「青春18きっぷ」は2024年冬シーズンから以前のものと大きく変更となり、事前の出発日指定と5日間(または3日間)の連続使用となった。これについては「グループでの旅行に使えない」「飛び飛びで使えない」などの「ご意見」が多く見受けられたが、結局のところ自分の旅のスタイルに合わないのであればほかの手段や切符を使うか旅を止めるかだと思う。今回は切符のルールに合わせて「どういう使い方ができるか、検証します」という感じで行程を組み、実行することにした。
2024年12月28日土曜日早朝、自宅を出発し最寄りのJR駅から「青春18きっぷ」を使ってまずは米原駅へ。ここから東海道新幹線に乗り換える。
いきなりの「ワープ」であるがこれには理由がある。JR東海の「おいないさ、伊勢」キャンペーンにアンジュルムの伊勢鈴蘭さんが関わっており、東海道新幹線車内でのみ聴くことができる特別ボイスを聴くと、伊勢市駅観光案内所でもらえるミニポスター引き換えの乗車証明をゲットできるのである。2024年4月から行われた第1弾にも参加したのだが、今回は2024年11月から始まった第2弾にも参加することにした。

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無事特別ボイスを聴き、乗車証明をゲットして名古屋で関西本線に乗り換える。

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JRだけで伊勢市に行こうとすると亀山まで行きそこから紀勢本線に乗り換えとなるが、今回は河原田駅で伊勢鉄道に乗り換え。

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「伊勢鉄道経由するなら最初から「快速みえ」に乗ればいいんじゃないの?」といわれそうだが、久しぶりに伊勢鉄道の普通列車に乗ってみたくなったのである。津で後から来る「快速みえ」に乗り換え、二見浦で下車する。

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ここからは「おいないさ、伊勢」キャンペーンのデジタルスタンプラリーに参加する。スタンプラリーのスポットは4か所。
①夫婦岩

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小学校の修学旅行の時に12系客車に揺られて伊勢・鳥羽エリアを訪れた時に来たのが最初で、それ以降も何度か訪れたことのある場所である。
二見興玉神社では「おいないさ、伊勢」キャンペーンの動画で伊勢さんと同じアンジュルムに所属する川名凜さんが引いていた「蛙みくじ」もやってみた。

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「楽」の文字とそこに書かれていた内容は今の自分自身にすごく響くものであった。
②BonTin cafe 禊
二見興玉神社内にあるカフェで、コーヒーとポークサンドをいただいた。

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川名さんが訪れた時に食べていた「興玉サンド」もお持ち帰りにして夜ご飯としていただいた。

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どちらもとても美味であった!
③伊勢シーパラダイス
EX旅先予約で「魚朱印」付き入館券を購入し、カエルの魚朱印をいただいた。

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動物とのふれあいコーナーは人が多すぎたので遠目に見るだけにしておいた。
④大洋堂

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お店の方が撮影の時の様子などいろいろお話してくださった。またこのお店を訪れるアンジュルムのファンはみんな穏やかな方ばかりとのこと。

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蛙以外にタコ(のポーチ)を見つけてしまったのでJuice=Juice工藤由愛ちゃんのこともお伝えしながら購入。
これで無事スタンプラリー達成!再び二見浦からJRに乗り込み、伊勢市駅観光案内所で特別ボイスのミニポスターとスタンプラリーのポスターの2枚をゲットすることができた。

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この後、快速みえで名古屋へ。さらに東海道本線を乗り継いで沼津まで行きこの日は終了。

2024年12月29日日曜日早朝、沼津から移動開始。上野東京ラインで一気に宇都宮まで移動する。

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宇都宮からは黒磯、新白河、郡山、福島、白石、仙台、小牛田、一ノ関で乗り継ぎ、盛岡で終了。静岡県から岩手県まで1都7県計10本の電車を乗り継ぐ大移動だったが、すべての電車で着席でき、乗り継ぎ時間もそれほど長くなく、疲れもあまり感じることはなかった。

問題は次の日、2024年12月30日月曜日にやってきた。
まず最初は早朝の田沢湖線に乗車。

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だが前日に田沢湖線内で停電があり、新幹線が止まったままのため、運転抑止となっており、運転再開しても途中で運休するかもしれないとのこと。というわけで予定を変更し、IGRいわて銀河鉄道のホームへ移動し、花輪線直通の大舘行に乗車。

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こちらは定刻通りの運行であった。
大舘からは奥羽本線の弘前行に乗車したのだが、大雪の影響で大幅に遅延。弘前で青森行に乗り換える予定がダメになるかと思いきや、乗っていた弘前行が弘前から新青森行に行先変更となり、そのまま乗り続けることに。ところが、隣のホームに到着した「リゾートしらかみ」の方が先に新青森に到着するとのアナウンスがあり、スマホから「えきねっと」で指定席を確保して、「リゾートしらかみ」に乗り換えた。

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これで一安心・・・と思いきや、新青森の一つ手前の駅で停車。大雪のためポイントが切り替わらないとのこと。これで当初予定していた北海道新幹線への接続は取れなくなってしまった。
車内で待つこと数十分、ようやくポイントが切り替わり運転再開!何とか新青森に到着。
予定していた列車より1本遅れ(時間にして約1時間半遅れ)の北海道新幹線「はやぶさ」に乗り換えていよいよ北の大地・北海道へ上陸。

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木古内で道南いさりび鉄道に乗り換える。

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途中シカが線路を横切り急停車するリアル「シカでした」もあったが、何とか函館に到着し、この日は終了。
この日は大雪で東北エリアの鉄道はかなり混乱していた上に、青い森鉄道内で貨物列車の脱線などもあったので、もし盛岡から花輪線ではなくIRGいわて銀河鉄道-青い森鉄道を乗り継ぐルートにしていたら、函館までたどり着けていなかったかもしれない。
夕食は函館駅前の「ハセガワストア」でやきとり弁当を購入しいただいた。

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もちろん美味!

2024年12月31日火曜日。
大晦日のこの日は朝早く出発しても途中駅でかなりの待ち時間があるため、遅めにホテルをチェックアウトして函館市電にちょい乗りするなどして時間を調整。

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お昼過ぎの函館本線長万部行に乗車し、長万部、東室蘭、苫小牧と乗り継いで千歳で終了。

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駅近くのホテルで年を越すことになった。

2025年1月1日水曜日元旦。
この日で使用していた「青春18きっぷ」の有効期限も終了となる。帰路は新千歳空港から飛行機に乗ることにしたのだが、着空港をどうするかいろいろ考え、運賃なども考慮した結果ジェットスターで関西空港に向かい、JRを乗り継いで帰宅することにした。新千歳空港の出発時刻は12時ちょうど。すこし空港内でゆっくりしたいと思い、10時過ぎには新千歳空港に到着。チェックインは事前に済ませていたので、手荷物検査場を抜けて搭乗ゲート近くのベンチに座って搭乗を待つことにしたのだが、機材到着遅れのため、搭乗開始は出発時刻を既に過ぎていた。

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帰宅してからフライトレーダー24で確認したところ、出発は52分遅れの12時52分、関西空港へは27分遅れの14時57分に到着。その後関空快速と電車を乗り継いで帰宅となった。

出発する前は久しぶりの長時間乗車で体が持つか心配もあったが、途中で新幹線を使ったり、「推し旅」に参加したり、列車遅れで何度も計画変更したり、飛行機で一気に移動したりと、毎日何かしらの変化を楽しむことができた。連続利用という縛りがあってもやはりJR全線の普通列車が乗り放題になる「青春18きっぷ」はお得だし、使い方を考えるだけでも十分楽しめる。いつまでこのきっぷが発売され続けるのか分からないが、自分の体が大丈夫なうちは1シーズンに1度は使っていきたいと思う。

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